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MSサーバー2008、ワイズキーのセキュリティー技術採用

 【ジュネーブ14日PRN=共同JBN】マイクロソフトによる電子ID(eID)ソリューションデリバリーのリードパートナーであるワイズキー (WISeKey)は14日、同社「サーティファイIDトラストセンター2008」(CertifyID TrustCenter)が、ウインドウズ・サーバー2008(Windows Server 2008)ソフトウエア認証を取得する初の強化セキュリティー テクノロジーであると発表した。

 ワイズキーのサーティファイIDトラストセンター2008・エディションは、コアとなる組織セキュリティー戦略の一環として、信頼できるパブリックキー・インフラストラクチャー(公開カギ基盤)の展開と関連するコストを簡素化し大きく削減することによって、セキュリティーの強化を実現する企業や政府を支援する。サーティファイIDトラストセンター2008は、ウインドウズ・サーバー2008における、特に強化された認証機関(CA)、クライアント登録APIとUI、暗号化強化、スマートカード・サブシステムのどのセキュリティーとデジタル認証技術の強化を活用する。

 マイクロソフトのウインドウズ・サーバー・マーケティング部門ディレクターであるトニー・ドフレータス氏は「ワイズキーは十分信頼性が確立しているPKI(公開カギ基盤)モデルによる有力なセキュリティープロバイダーであり、ウインドウズ・サーバー2008のセキュリティー強化に有用である。ウインドウズ・サーバー2008が付随するサーティファイIDトラストセンターによって、当社顧客は確かに信頼できる管理フレームワークとID管理システムを提供することができる。ワイズキーはマイクロソフトが提供するeIDソリューションデリバリーのリードパートナーとして、欧州各国政府と世界全体にアイデンティティー管理ソリューションを教育、推奨、提供するというコミットメントを実行し続ける」と語った。

 ワイズキーのカルロス・モレイラ最高経営責任者(CEO)は「ウインドウズ・サーバー2008を使って世界的に信頼できるデジタル認証の展開を可能にすることで、企業組織は顧客やパートナーに企業ネットワークをますます広く公開する必要に迫られる際のセキュリティーを強化することができる。ウインドウズ・プラットフォームに対する当社の投資は、マイクロソフトが強力なコアプラットフォーム・セキュリティー技術を提供して、信頼できるデジタル認証と強力な資格認定・認証ソリューションに関連するコストを簡素化し、大きく軽減するのを助けることにれば、引き続き容易な選択肢になるだろう」と語った。

 ワイズキーのケビン・ブラックマン副社長(製品管理・サービス担当)は「ウインドウズ・サーバー2008のリリースは、米国と欧州の一部の政府が求めている次世代暗号化とハッシュアルゴリズムを支援することで、セキュリティーと品質に対するマイクロソフトのコミットメントを強化し、セキュリティー国際標準規格であるコモンクライテリア(CC)評価に対する基盤となる。ウインドウズ・サーバー2008で当社製品を認証することは、信頼できるパブリックキー基盤がより一層コアとなる企業セキュリティー戦略の一部になっていることから、われわれが顧客にするコミットメントのまさにひとつである」と語った。

 ウインドウズ・サーバー2008ソフトウエア認証は、約100のテストケースで構成されており、64ビット環境におけるソフトウエア機能を保証するとともに新しいプラットフォーム上での互換性、セキュリティー、信頼性、可用性に対する最高のプラクティスができるようアプリケーションのコンプライアンスをそれぞれ個別に確認する。その認証はミッションクリティカルな環境の中で展開できるような最高の性能を発揮する技術を識別する。ウインドウズ・サーバー2008ソフトウエア認証に対するマイクロソフト・アーリーアクセスプログラム(EAP)の参加者として、ワイズキーのサーティファイIDトラストセンター2008は、この新しいプラットフォームのプレリリース・バージョンでの認証に適格の300余りのアプリケーションのひとつとなっている。

 サーティファイIDトラストセンターは、企業セキュリティー強化に対する完ぺきかつ安価な「トラステッド・アインデンティティー・インフラストラクチャー」を提供するユニークなソリューションである。サーティファイIDトラストセンター2008・エディションは、最も汎用のOS(基本ソフト)、サーバー、インターネット・ブラウジング、電子メールクライアントに存在するワイズキーの事前配布グローバル・ルート認証と連動して、組織のコアとなるパブリックキー基盤を拡張し、S/MIME、VPN、SSL、その他の認証発行を可能にすることで、企業内のOISTE(電子商取引セキュリティーのための業界団体の国際組織)承認、AICPA(米国公認会計士協会)公認のデジタル認証とアイデンティティー管理を容易にし有効にすることが可能となる。
 ウインドウズ・サーバー2008ソフトウエア認証、そのテストフレームワーク、アーリーアクセスプログラムに関する詳細は、http://www.innovateonwindowsserver.comまで。

(共同通信PRワイヤー)


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