米スーパーマイクロのスーパーブレードサーバーがＣＥＲＮプロジェクトに選定
【サンノゼ（米カリフォルニア州）４日ＰＲＮ＝共同ＪＢＮ】ハイパフォーマンスサーバソリューションのマーケットリーダであるスーパーマイクロ・コンピューター社（Ｓｕｐｅｒ Ｍｉｃｒｏ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ，Ｉｎｃ．ナスダック：ＳＭＣＩ）は４日、そのデュアルプロセッサ（ＤＰ）スーパーブレード（ＳｕｐｅｒＢｌａｄｅ商標）サーバが、ジュネーブで新しいＬＨＣ(大型ハドロン衝突型加速器)プロジェクトの一部重要なコンピューティング能力のアップグレードのためにＣＥＲＮ（欧州原子核研究機構、世界最大の研究所のうちの１つ）に最近選ばれたと発表した。高い計算パフォーマンス、素晴らしいスケーラビリティ、優れたエネルギー効率と競争力のある価格／パフォーマンス比は、この厳しい評判が高い選択プロセスにおける鍵となる要因だった。
スーパーマイクロのチャールズ・リアン最高経営責任者（ＣＥＯ）兼社長は「業界をリードするスーパーマイクロのブレードサーバー技術に結合し、前述のＣＥＲＮプロジェクトにおける成功で、われわれは競争から一歩抜け出すことができた。ＨＰＣクラスターとデータセンターに最適であるスーパーマイクロのスーパーブレード・プラットホームは凌駕されないパフォーマンス、コンピューティング密度とエネルギー効率を提供する。それはオペレーションコストを節約し（トータルコストをより低くし）、そのうえ将来の世代のために我々の環境を維持するのを助ける」と語った。
ＣＥＲＮのサーバとストレージの購買コーディネーターであるヘルジ・マインハルト氏は「世界の主要な国際的研究センターのうちの１つとして、われわれは常に計算能力を求め続ける要求に応えようとしている。そして、総経費を上回る最大のパフォーマンスのために努力している。毎年処理されなければならない約１５ペタバイトのデータをＬＨＣが今年稼働し始める時より切実になる。これらブレードサーバ・プラットホームによって、われわれのオペレーション経費を最小にしていると同時に、われわれは著しい計算能力の増加を簡単に認識することができる」と述べた。
このＣＥＲＮ最新プロジェクトは、インテル社クアッドコアＸｅｏｎプロセッサ搭載のスーパーマイクロ・スーパーブレード・サーバを２１０台配備している。これらサーバはスーパーマイクロの業界をリードする高効率（９３％※）電源を特徴とし、それによってシステム全体の電源セービングが顕著に行われている。
以前のいくつかのＣＥＲＮプロジェクトと同様に、スーパーマイクロはイタリアやヨーロッパの主な計算科学研究センターから高く尊敬されたＥ４コンピューター・エンジニアリング社と密接に活動した。若干のストレージシステムの供給を含めてこの受注の金融価値は１００万ユーロを上回り、それはまたＥ４が全部で１５００台以上のサーバをＣＥＲＮに提供したことを意味している。
Ｅ４コンピューター・エンジニアリング社のビンセンゾ・ヌティＣＥＯは「われわれはスーパーマイクロと一緒にスーパーブレード・ソリューションをＣＥＲＮ（科学研究のために世界最大で最も確立したセンターのうちの１つ）に提供しているのを誇りに思う。スーパーマイクロのブレード技術は世界で最高の一つで、彼らとの協力は大きな結果をすでに成し遂げている。そしてＥ４のノウハウとスーパーマイクロの技術の組合せのおかげで、われわれは引続き驚くべき結果を得られると確信している」と語った。
スーパーマクロのサーバー・ビルディング・ブロック・ソリューション（登録商標）は類を見ない柔軟性と仕様優位性を提供している。その他詳細についてはwww.supermicro.comを参照。
▽Ｓｕｐｅｒ Ｍｉｃｒｏ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ， Ｉｎｃ． (ＮＡＳＤＡＱ: ＳＭＣＩ) について
１９９３年に創立されたスーパーマイクロは業界をリードするサーバボード、シャシーやサーバシステムを創り出すために、特に優れた製品設計と妥協を許さない品質管理に力を注いでいる。これらのサーバー・ビルディング・ブロック・ソリューションは、データセンター配置、ハイパフォーマンス・コンピューティング、ハイエンドワークステーション、ストレージ・ネットワークや単一サーバの導入を含む多くの環境にわたって貢献している。
ＳｕｐｅｒｍｉｃｒｏとＳｅｒｖｅｒ Ｂｕｉｌｄｉｎｇ Ｂｌｏｃｋ Ｓｏｌｕｔｉｏｎｓはスーパーマイクロ社の登録商標。それ以外の商標などはそれぞれの所有者の財産である。
（注）※ピーク時のパワー効率は内部試験結果に基づいている。
▽Ｅ４ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇについて
ＩＴ産業の経験豊かなプロ集団によって創立されたわれわれの会社はトップレベルのプロユース、またアカデミックや教育分野も含めた小規模会社から大企業のために、高性能サーバとワークステーションの製造を専門としている。Ｅ４ソリューションズは、専門的なワークステーション、サーバ、マルチプロセッサー・サーバなどを、産業用用途、ＨＰＣ／ＨＡクラスター、ＰＣシステムとオフィス専用の４つの分野に特化している。他社と異なるハイレベルのプロ意識によって、Ｅ４コンピューター・エンジニアリングはスーパーマイクロ、インテル、ＡＭＤ、ＰａｎａｓａｓｓやＩＣＰ Ｖｏｒｔｅｘなどといった名門の会社からも一目置かれている。そのような名門会社と一緒に動くによって、われわれは最新の革新の先端を走り続け、情報技術トレンドや技術の最先端で居続けることを可能にしている。
（共同通信ＰＲワイヤー）
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- ［通信・端末］米スーパーマイクロのスーパーブレードサーバーがＣＥＲＮプロジェクトに選定 2008/03/05 水曜日
