現在位置: HOME > ニュース&コラム > ビジネス・産業 > 通信・端末


ロボドックとIBM、特許クロスライセンス契約

 【サクラメント3日PRN=共同JBN】キュレクソ・テクノロジー社の1部門であるロボドック(登録商標)とIBMは3日、両社間で大規模な特許のクロスライセンス契約を結んだと発表した。契約の詳細は両社とも発表していない。

 ロボドックは現在の手術支援ロボット工学特許に加えて、今回の契約によってIBMのグローバル・ポートフォリオ4万件の特許へアクセスできることになり、とりわけIBMの手術支援ロボット工学特許にアクセスが可能となる。

 IBMの知的財産ゼネラルマネジャーであるダン・キュレッティ氏は「IBMはコンピューター支援医学・手術に関連した革新と発明で高い評価を受けている。特許のクロスライセンス契約を通じて特にロボドックのような前向きの企業とこの分野での革新を共有できてうれしい」と語った。

 ロボドックのラメッシュ・トリベルディ社長兼最高経営責任者(CEO)は「今回の契約によって手術支援ロボット工学と情報管理の分野における当社の行動範囲は大幅に改善される。われわれは進行中の知的財産ポートフォーリオ構築を引き続き進めたいと考えている」と述べた。

 IBMは15年間にわたってほとんどの米国特許を獲得している。IBMに関する詳細はhttp://www.ibm.comを参照。

 ロボドックはキュレクソ・テクノロジー社の1つで韓国に本社のあるキュレクソ社(KOSDAQ:060280.KQ)の米国子会社である。主な研究施設は米国にあり、世界市場で販売している。

 ▽ロボドックについて
 ロボドックは整形外科手術のために完全自動化手術支援用ロボットシステムを開発、製造、販売している。このシステムには手術前の準備を計画する独自のソフトを備えたコンピューター・ワークステーションの「オーソドック(ORTHODOC)」と、股関節や膝の置換手術、その他の整形外科手術に使用するコンピューター制御手術用ロボットである「ロボドック」という2つのコンポーネントが含まれる。ロボドックは1992年、人工股関節全置換術(THA) をアシストして医学上の偉業を達成した。それ以降ロボドック・システムは世界中で2万件以上の手術の際に外科医をアシストしてきた。「ロボドック・サージカル・アシスタンス・システム」は現在、米食品医薬品局(FDA)の検討と認可の最終段階にある。

 ROBODOC(登録商標)、ORTHODOC(登録商標)はキュレクソ・テクノロジー社(1433 N. Market Blvd., Suite 1, Sacramento, CA 95834)の登録商標である。http://www.robodoc.com

 (共同通信PRワイヤー)


関連記事

powered by weblio


前後の記事



記事バックナンバー

購読のご案内

取材依頼・プレスリリース

注目のニュース
最新の産業ニュース
写真ニュース

最新の写真30件を表示する