現在位置: HOME > ニュース&コラム > ビジネス・産業 > 災害・問題


東京電力、今夏供給力を5620万kWへ上方修正 引続き節電呼びかけ

 東京電力は13日、第三報目となる今夏の需要見通しを発表。一部火力発電の復旧やガスタービン設置、揚水発電の活用効果などにより、供給力は第二報目の5200万kW(7月=5070万kW)から5620万kW(同5520万kW)へ上方修正した。

 一日最大の電力消費量(需要量)は5500万kWを見込んでおり、電力不足による計画停電等は回避できそうだが、同社では、東北電力に最大140万kWの電力融通を行うことや、記録的な猛暑も考えられることから、引き続き節電を呼びかけている。

 今回追加した供給力は以下の通り。

(1)ガスタービン等の設置
 7月+20万kW(計80万kW)、8月+30万kW(計150万kW)

(2)震災停止・定期点検からの復帰 7月+60万kW、8月+280万kW
 長期計画停止中の横須賀火力5~8号機(各35万kW)を除いた全火力発電所の復帰を織り込み。

(3)その他 ▲10万kW
 自家発余剰の購入の増、応援融通の減

(4)揚水発電の活用 +250万kW(計650万kW)


関連記事

powered by weblio


前後の記事



記事バックナンバー

購読のご案内

取材依頼・プレスリリース

注目のニュース
最新の産業ニュース
写真ニュース

最新の写真30件を表示する