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中国国際貨運航空、成都からの貨物便を運航開始

 【北京9日PRN=共同JBN】中国国際貨運航空(Air China Cargo)は、成都から上海までのボーイング747-400貨物便を4月21日に運航した。中国国際貨運航空の航空網を通じて、欧州からの積荷は直ちに成都に輸送され、成都からの品物を上海の中国国際航空(Air China)のハブを通じて世界に向けて容易に配送することが可能となった。新開設の航空輸送ルートは中国西部を開発するという国家政策にとって新たな一歩となる。

 航空ハブとして成都の開発を促進するため、中国国際貨運航空はミラノ-成都-上海の輸送ルートを開始した。このルートはボーイング747-400貨物機を使用して週2回運航する。成都はまた、上海から42の国際貨物ルートを受け入れることになり、成都が世界につながり、世界が成都につながる。

 中国国際貨運航空は現在、中国の民間航空業界で運航されている定期航空路線の大半にあたるボーイング747-400機9機を保有している。中国国際貨運航空は上海を出発し、コペンハーゲン、フランクフルト、パリ、ミラノ、ウィーン、ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、台北、東京、大阪に向かう貨物便の運航を開始した。中国国際貨運航空は中国国際航空の旅客機280機の貨物倉の独占使用権を保有している。中国国際航空の世界航空網を通じて、中国国際貨運航空は約300のルートを使用して、世界29カ国128地点に輸送する。旅客機および貨物機の貨物スペースは世界中に効率良く製品を輸送することを実現するため、622の地上輸送路とつながっている。

 ▽中国国際航空:中国を運び、世界をつなぐ
 中国国際航空は中国唯一のナショナルフラッグキャリアーであり、スターアライアンスのメンバーである。商用運航に加え、中国の国家指導者が外国を公式訪問する際に特別飛行便サービスも提供する。保有する280機のエアバス、ボーイング(旅客機266機、貨物機9機を含む)、訓練機1機、ビジネスジェット4機によって、同航空は69の国際線、13の地域線、184の国内線の計266路線を運航し、29の国・地域に42の国際便、3の地域便、92の国内便にサービスを提供している。同航空は週に6900航空便を運航、100万余の座席を提供している。

 詳しい情報は中国国際航空のウェブサイト(www.airchina.com)を参照。あるいは、中国国際航空のサービスホットライン(4008-100-999)へ電話を。


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