ベビーブーム世代と新中間階級、消費者製品会社成長のカギ
【ニューヨーク13日PRN=共同JBN】デロイト・トウシュ・トーマツ社(Deloitte Touche Tohmatsu Limited)の新たなリポートによると、先進世界の裕福な高齢化しつつある世代は今後数年にわたって消費者製品会社の利益を伴う成長の根源になりそうな要素の一つである。消費者製品業界の世界大手は、先進国市場は全体として限られた成長機会しか提供しないが、ベビーブーム世代の「いつまでも若く」という生活態度はこの消費者部門の特定の必要に応える革新の重要な機会になると主張している。
米国デロイト・リサーチ(*)の消費者ビジネス担当役員であるイラ・カリシュ博士は「英国、ドイツ、日本、さらには中国、ロシアの高齢化しつつある世代が重要な機会を提供し、このグループのために開発される新製品が出現するだろうとわれわれはみている。例えば、消費者製品会社はすでに病気、不健康、健康、ウェルネスの管理を助ける機能食品の先頭に立っている」と語っている。
このリポートは、最大の単一の機会は毎年推定7000万人の新たな消費者が世界の中間階級に加わる見込みの途上国の新興中間階級がもたらすと示唆している。しかし、この機会を完全に活用するためには、企業は先進世界の同等製品より一般にずっと安い価格ポイントで正しい製品を提供するための根本的な技術革新に備えなければならない。
このメディア・アラートの全文を読むにはhttp://www.deloitte.com/consumerbusinessでリポートをダウンロードすること。
*米国デロイト・リサーチはデロイト・サービス社の一部である。
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- [国際情報]ベビーブーム世代と新中間階級、消費者製品会社成長のカギ 2011/04/15 金曜日