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＜アジア市場＞中国ＢＹＤ、純利益37億9000万元 前年の２倍
記事提供：ABN Newswire
Sydney, 2010年3月15日, (ABN Newswire) - アジア市場はウォール街からの入り混じった先導を受けた。米国での予測よりも良い内容の小売業売上と若干低下した消費者心理データを受け、金曜日の米国市場は横ばいで取引を終えた。一方、金融株は先週の反発のあと上昇分の一部を失った。金曜日のアジア市場は入り混じった状態で取引を終えた。日本の輸出業者に先導された日本の日経は0.8％上昇した。しかし、銀行と中国本土の不動産株が拡大するインフレの中での政策引締めに対する不安により打撃を受け、上海と香港の市場は下落した。上海総合は3週間近くでの最低水準へと値を下げた。
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中国の電池・電気自動車メーカー BYD Co. (HKG:1211) は日曜日、自動車販売の急成長により2009年の同社純利益が前年から大幅に増加したと語った。12月31日までの12ヶ月における同社の純利益は、前年の10億2,000万元から271.5％増加し37億9,000万元となった、と同社は語った。
China National Offshore Oil Corp. の一部門である Cnooc Ltd. (HKG:0883) (NYSE:CEO) は日曜日、石油の生産と埋蔵量増加に向けアルゼンチンの Bridas Energy Holdings Ltd. と31億米ドルで石油生産ジョイントベンチャーを形成することに合意したと語った。この契約により、中国本土最大の同沖合石油生産企業は中南米やその他諸国へ同社の国際的な足跡を拡大することとなる、と Cnooc は語った。現在 Bridas Energy が完全保有する Bridas Corp は、このパートナー企業により同比率で保有される予定である。この取引により Cnooc の埋蔵量と1日あたり平均生産量は、それぞれ石油換算で3億1,800万バレルと46,000バレル増加することが見込まれている。
JFE ホールディングス (TYO:5411) が保有する日本の鉄鋼メーカー JFE スチールは、インドの鉄鋼メーカー JSW Steel Ltd. (BOM:500228) における株式14％を約390億インドルピーで取得する可能性がある、とインドのメディアが報じた。 JFE は JSW Steel の株式を1株あたり1,500インドルピーで購入する可能性がある。この2社は昨年11月、インドの自動車メーカー向けの高品質製品供給など自動車用鉄鋼を基本的な柱とする戦略的契約を締結していた。
日本政府は NTT (TYO:9432) の光ファイバー事業を別会社へ分離することを検討している、と読売新聞が月曜日に報じた。この動きは、高速ブロードバンドの利用拡大に向けた同政府の取組みの一環である。現在、日本の世帯の約30％がブロードバンドに接続している。同政府はこの比率を2015年までに100％へ引き上げる計画を立てている。
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