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<アジア市場>三井不動産、中国で大型モールを建設へ
Sydney, 2010年3月12日, (ABN Newswire) - 最新のインフレデータを受けた中国が加熱する同国経済を冷ますため政策の引き締めを行うのではないかとの不安により資源・工業部門が打撃を受けたものの、昨夜の米国市場は銀行株からの後押しが続き上昇した。中国の2月の消費者物価指数は前年比で2.7%という予想よりも速いペースで上昇した。木曜日のアジア市場は入り混じった状態で取引を終えた。中国の経済データを受けて主要市場の一部が値を下げた。日本の日経指数は1%上昇、香港のハンセン指数は 0.1%上昇した。台湾の Taiex は0.4%下落、韓国の Kospiは0.3%下落した。中国の上海総合は前半の上昇分の大半を失い、0.1%上昇で取引を終えた。
企業ニュース
テレビメーカーの大企業たちが今後数ヶ月における3次元テレビの導入計画を発表し、3次元テレビが電子製品市場におけるこれからの注目製品になるものと確信している。 LG Electronics Inc. (SEO:066570) は今年上半期における3次元テレビの供給に向け、イギリス最大の有料テレビプロバイダーである British Sky Broadcasting Group PLC(LON:BSY) と交渉中であると語った。また同社は3次元テレビの販売に向け、米国やヨーロッパの電子製品小売業者数社とも交渉を行っている。日本の巨大企業であるパナソニック株式会社 (TYO:6752) は水曜日、米国において3次元テレビを発売した。
日本の不動産デベロッパーである三井不動産 (TYO:8801) は、来年春に日本の商社である伊藤忠商事 (TYO:8001) や中国企業をはじめとする他社とともに中国において大型ショッピングモールを建設する予定であると語った。これは同不動産企業にとって初の海外商業コンプレックス事業への参加となり、三井不動産は日本での商業施設開発・管理のノウハウを活かしての利益増を目指している。高級ブランド製品を割安価格で販売するこのショッピングモールは約16,960平方メートルの床面積を持ち、約100の店舗を抱える予定である。同社は中国やその他東アジア諸国における同様の商業センター立上げを計画している。
オーストラリアの鉱業企業 Cape Lambert Resources (ASX: CFE) は、 Lady Annie 銅プロジェクトにおける同社の100%権利を約1億3,500万豪ドルで China Sci-Tech Holdings Ltd (HKG:0985) へ売却することに正式に合意した。 China Sci-Tech はデューデリジェンスを完了し、前金500万豪ドルを支払った。そして販売契約の完了を受けて、その先の1億2,500万豪ドルが支払われることとなる。 1億2,500万豪ドルの受領後、株主に対し0.08豪ドルから0.10豪ドルの還元を行う予定である、と Cape Lambert は語った。
Air China (SHA:601111) (HKG:0753) は新株発行を通じて約65億元を調達する予定であると語り、今週資金調達計画を発表した2社目の中国航空会社となる。 Air China は投資家数名に対し新株を非公開で販売する計画を立てている。同社は新株発行からの収益を運営資金と借入削減に向けて利用する予定である。
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- <アジア市場>三井不動産、中国で大型モールを建設へ 2010/03/12 金曜日