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日本でギフトカード販売簡素化、インコムの新ソリューション

 【アトランタ(米ジョージア州)9日PRN=共同JBN】富士通アドバンストソリューションズ(FUJITSU ADVANCED SOLUTIONS LIMITED、FASOL)は9日、ギフトカードを扱う小売業者の業務を効率化し、これら小売業者による独立系ギフトカード・モールでの販売を可能にする新しいソリューションの発売を発表した。この「ヤゴヤサン」(YAGOYASAN)ソリューションによって、小売業者は米国最大のストアードバリュー・ギフト・プリペイド商品プロバイダーで、世界の14万5000の小売・販売拠点サービスネットワークを有するインコム社(InComm)と自社技術の統合が可能になる。

 日本のプリペイド・ギフトカードはあらかじめ価額が組み込まれており、盗難などの際には小売業者に大きなリスクが発生する。カードが価額を有する場合、小売現場では時間がかかる在庫管理と販売手順を踏むことが必要である。米国ではプリペイドカードはキャッシュレジスターで店舗販売時点情報管理(POS)が有効となるまでいかなる価値もない。

 既存のPOSシステムにヤゴヤサンをインストールし、パラメーターを設定することにより、小売業者はインコムの先端POS技術に接続するシステムを開発するのに必要なISO8583(ISO8583は金融取引メッセージの国際基準)の専門知識を要件とすることなく、使いやすい低コストのPOS有効化技術とリンクされる。

 ブライアン・パーロット上級副社長(製品・国際関係担当)は「ヤゴヤサンは小売業者がインコムの技術プラットフォームと統合するのを助ける有効なツールである。小売業者はヤゴヤサンをインストールして数百のサービスプロバイダーのネットワークにアクセスできる。国際市場、特に日本で成功する重要な要因は、小売パートナーをサポートするわれわれの柔軟性にある。等しく重要なのは日本の強力なパートナーと戦略的提携を結ぶことで、今回のFASOLの製品リリースをわれわれが非常に喜んでいるのはこうした理由による」と語った。

 FASOLの新しいヤゴヤサン・ソリューションはPOS端末がわずか数個しかない零細小売業者から大手の量販店に至るまで拡張性があり、日本全国のFASOL販売店から入手できる。

 ▽インコム社について
 インコム社は小売り製品販売と顧客経験を革命化する最新技術のPOS取引技術と決済ソリューションを使用する業界大手のマーケティング、流通、技術革新企業である。同社は2008年に約80億ドルの小売販売取引を処理しており、ギフトカード、プリペイド無線製品、再チャージ可能デビットカード、デジタル音楽ダウンロード、コンテンツ、ゲーム、ソフトウエア、請求書決済ソリューションに関する米国最大のプロバイダーである。 インコムは顧客の求める製品・サービスを提供する14万5000以上の小売拠点を持つ世界の消費者製品大手と提携している。インコムの特許技術は1992年以来、製品・小売パートナーの販売手順を効率化する一方で、消費者の購入手順を簡単にしてきた。インコム社の詳細はwww.income.comを参照するか、電話1-800-352-3084まで。

 インコム社の本社は米アトランタにあり、オフィスは日本、カナダ、英国、プエルトリコ、コロラド、テキサス、フロリダ、ニュージャージー、オレゴン、アーカンソー、アラバマ、ミネソタにある。

 ▽富士通アドバンストソリューションズについて
 名称:富士通アドバンストソリューションズ(FUJITSU ADVANCED SOLUTIONS LIMITED)
 設立:1982年8月20日
 資本金:700万米ドル(2009年3月末現在)
 最高経営責任者(CEO):岡田和男
 従業員数:1600名(2009年4月1日現在)
 売上高:5億4400万米ドル(2008年度実績)
 事業分野:ITコンサルティング事業、システムインテグレーション事業、ソフトウエア開発事業、インターネット/アウトソーシング事業


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