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HSGが中国石油、長江大学とシェールガス開発で提携

HSG
ウェンウー・シア(HSGのCEO、執行副社長、中央左)、ニン・ニン博士(RIPED副所長、中央右)
(写真・共同JBN)
 【荊州(中国)20日PRN=共同JBN】米テキサス州ダラスと米オクラホマ州オクラホマシティーに拠点を置くシェール(頁岩)ガス開発の専門家チームであるハーディング・シェルトン・グループ(HSG)はこのほど、中国石油(中国石油天然ガス有限公司、PetroChina)と中国石油学会が組織した2日間シンポジウムで長江大学とともに前例のない技術提携を共催した。同会議のクライマックスは、中国石油、HSG、長江大学が中国における非在来型天然ガスのシェールガス開発可能性を評価する体制を設定する文書に署名することであった。

 同会議は5月11-12日に湖北省荊州にある長江大学キャンパスで開催され、70人余りの中国の石油科学者とマネジャーを迎えた。発表された大部分の技術的、地質学的論文は、中国石油探査誌の2009年6月号で発表される。

HSGのジョン・シェルトン会長は「シェールガスを中国で生産する機会は、バーネットシェールのように非常に生産的に米国で行われたのと同程度ある。中国との協調的努力はこのようなテクノロジー交換によって、新しいエネルギー資源の需要問題に応えることができる」と語った。

HSGはハーディング・シェルトン・エナジー・コンサルティング(北京)を通じて、(中国のような)石炭依存国で新しいエネルギー資源としてシェールガスを評価するため、湖北省廊坊(RIPED-廊坊)にある中国石油の石油探査・開発研究所(RIPED)と覚書を交わした。この協調努力はまた、中国のさまざまな流域に独自となる穿孔技術の研究も含まれる。HSGと中国石油は長江にあるエネルギー研究所で協力する。

 HSGはまた江南大学と提携契約を結び、江南大学ハーディング・シェルトン・シェールガス研究センターを設立する。HSGのマイケル・D・バーナマン社長は「RIPED-廊坊と江南大学と協力して、HSGは中国のシェールガス開発の機会をさらに決定的にする大きな可能性があると見ている」と語った。

 HSGは技術的な専門知識、ビジネス経験と戦略的関係を提供する非常に経験豊かな石油・ガス探査・生産の2社を加える。HSGのウェンウー・シア最高経営責任者(CEO)は「HSGは北米の新しい油田でのシェールガス開発を含めて、国際的な石油・ガス業務経験を持っている」と語った。

 HSGはダラスにあるハーディング・エナジー・パートナーズ(HEP)とオクラホマシティーにあるハーディング&シェルトン(H&S)の両社で構成されている。HEPは2005年から2008年までエクソンモービルとともに、成功したバーネットシェール開発のための合弁事業を開始、主導した。H&Sはオクラホマ州西部で油井を掘り当て、パイプラインと掘削装置を所有している。

 HSGに関する詳しい情報はwww.hsg-asia.comを参照。


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