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糖尿病ケアと防止の国際組織、ダイアベティスHOWサミットが推進

 【ブリュッセル(ベルギー)22日PRN=共同JBN】ジョンソン・エンド・ジョンソン・ダイアベティス・インスティテュートは22日、糖尿病のケアと防止活動を向上させるためコミュニティー主体の成功するソリューションを見つけ、反復することを目指す国際的連合組織「ダイアベティス(糖尿病)HOW(商標):われわれの世界を支援するために」を発足させるため世界の糖尿病と公衆衛生指導者を集めたサミットを開催している。

 12カ国から集まった25人余りの健康指導者は2日間の「ダイアベティスHOWサミット」に参加し、連合組織に対する指針となる原則を確立し、健康的な食事、運動、その他糖尿病防止戦略を進めるモデル計画とアイデアを共有し、糖尿病に罹って生活している世界2億4000万の人々をケアする確かな支援策とアクセスに役立つ話し合いを続ける。連合が当面重視することは、糖尿病に罹っているかその恐れがある子供たちに向けられる。国際小児思春期糖尿病学会(ISPAD)は、この連合の創立メンバー組織として参加する。サミット参加者は公衆衛生、患者支援団体、産業界の代表が含まれる。

 サミット参加者は数あるトピックの中でも、世界経済の急激な減速とそれが糖尿病予防とケアに与える影響を探る。伝えられるところでは、ますます多くの人々と政府が健康関連支出を減らし医療ケアを先送りしているという。米国では、ヘルスケア情報とコンサルティング会社IMSヘルスが公表したデータによると、医師にかかったり処方を受ける記録された指標が最近の数四半期に落ち込んでいる。多くの都市、州、国もまた、このような困難な時代にあってヘルスケア経費を管理下におけるよう格闘している。

 ダイアベティスHOWの世界諮問会議共同議長でジョンソン・エンド・ジョンソン・ダイアベティス・インスティテュート会長、米公衆衛生局元長官のケニス・P・モリツグ医博(M.D、ほかにM.P.H、F.A.C.P.M)は「国やコミュニティーの至る所で、糖尿病に罹った人々の生活を向上し、糖尿病に罹る恐れのある人々を防止すること目的とする多くのグループや組織による優れた努力がある。われわれは現在これらの努力を見つけだし世界的スケールでその努力を共有して、それぞれ地域的な成功が大きな公衆衛生上の成果になるよう、そのような働きのインパクトを高める機会を持っている。成功している戦略を発見し、統合する全体的な努力があまりにも少ない。われわれのコラボレーションを通じて、それを実現することが可能である」と語った。

 ダイアベティスHOW連合は、個々の必要性に応じた特定の国の連合を含めて2009年中に拡大されて、ブラジル、中国、ドイツ、インド、日本、韓国、メキシコ、米国など世界中でますます増えるロケーション・リストになる。これら地域市場の連合体による当初の努力は、学校、地域社会、家庭の子供たちが直面するケアと防止上の問題に集中する。そのような努力で強調される点は、糖尿病に罹っているかそのリスクのある子供たちに対する栄養、肉体的活動、特に訓練を受けた教師とコミュニティー指導者からのサポートが含まれる。

 ▽ジョンソン・エンド・ジョンソン・ダイアベティス・インスティテュートについて
 ジョンソン・エンド・ジョンソン・ダイアベティス・インスティテュートは世界的に、教育、訓練、コラボレーションのスペースを持ってヘルスケア専門家を提供しており、糖尿病の理解を深め患者の闘病成果の向上を支援している。ジョンソン・エンド・ジョンソン・ダイアベティス・インスティテュートはすべて、それぞれの地域における患者と支援提供者のニーズを反映するとともに糖尿病ケアの中で実証済みのガイドラインを実行しリソースの有効利用を支援するよう、糖尿病専門家がカスタマイズされたスキル訓練と教育を確かに受けられることを目指している。

 教育上のジョンソン・エンド・ジョンソン・ダイアベティス・インスティテュートは現在、米国、日本、中国、フランスの4カ所で教育的な業務をしており、さらに多くのインスティテュートが開設される計画である。

 (注)ブルーサークル(ロゴ)は「ユナイト・フォー・ダイアベティス」キャンぺーのグローバルシンボルであり、ジョンソン・エンド・ジョンソン・ダイアベティス・インスティテュートの商標ではない。


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