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三菱電機、南東北がん陽子線治療センターに粒子線治療装置を納入

 三菱電機は8日、財団法人脳神経疾患研究所附属南東北がん陽子線治療センターに「粒子線治療装置」を納入したと発表した。粒子線治療装置が民間医療機関向けに納入されるのは初めて。同装置を使った治療は10月17日から開始される予定。

 同装置は放射線治療の1つ粒子線治療として脳腫瘍や固形がんの治療に使用される三菱電機によれば粒子線治療は従来のX線治療やγ線治療に比べ患部を集中的に照射できるため、副作用や身体機能の損失を最小限に抑えられるという特長があるという。

 三菱電機は南東北がん陽子線治療センターと国内初の民間医療機関向け粒子線治療装置として2005年12月に契約を結んだ。当初の計画どおり約3年で納入・稼働となる。


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