五輪旅客向けに大幅改善、中国国際航空のサービス
中国国際航空 【北京20日新華・PRN=共同JBN】中国国際航空はオリンピック大会中の顧客に最高の体験を提供するため、保有機体にゴールド標準の改善を行い、顧客サービスの水準を引き上げた。
中国国際航空がほかのスターアライアンス加盟航空会社とともに第3ターミナルに移動したことが、同航空の新時代の第1段階だった。それ以来中国国際航空は長距離ジャンボジェット機15機の豪華なキャビンの改装に6億8800万元を投資した。いまでは紫禁パビリオン、首都パビリオンとそれぞれ適切に名づけられたファーストクラス、ビジネスクラスのキャビンが重役クラスの旅行者の揺るぎないお気に入りとなっている。
また同航空は移動タラップ約1000台、機内用の幅の狭い車いす100台、通常の車いす120台を含め、オリンピック、パラリンピック向けの装備に5億6800万元を投資した。この投資によって中国国際航空は機内に車いすを備えている中国で唯一の航空会社となった。
さらに同航空は最高の機内サービスを提供するため、スタッフにオリンピック標準の訓練を行ってきた。約8000人のスタッフが英語の熟達度、エチケット、車いすの扱い、職業的な能力を向上させるために訓練、ワークショップに参加した。
オリンピック参加の選手、役員は大会期間中最高のサービスを提供され、オリンピック選手村の4つのチケットカウンター、8つのチェックインカウンターがオリンピックの短距離選手でも重量挙げ選手でも絶対に飛行機に乗り遅れないように保証する。
▽中国を運び、世界をつなぐ
中国国際航空はスターアライアンス加盟航空会社、2008年北京オリンピックのエアライン・パートナー、中国唯一のフラッグキャリアーとして、北京のハブから世界的な航路網を運航している。保有する214機のエアバス、ボーイングによって同航空は243路線(国内路線168、国際路線69、地域路線6)を運航し、28カ国・地域で活動し、国内81、海外・地域42の目的地向けに毎週約6000便、約100万席を提供している。
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- [航空・宇宙]五輪旅客向けに大幅改善、中国国際航空のサービス 2008/08/21 木曜日