現在位置: HOME > ニュース&コラム > ビジネス・産業 > 航空・宇宙


初の国産通信衛星「C2号機」打ち上げ成功、宇宙通信

C2号機
スーパーバード7号機(C2号機)のイメージ写真(三菱電機)
 宇宙通信は15日、国産初の国内商用通信衛星「スーパーバード7号機(C2号機)」の打ち上げに成功したことを発表した。

 C2号機は日本時間15日午後5時44分に南米のギアナ宇宙センターからアリアンスペース社のAriane5ロケットによって打ち上げられた。午前6時9分にはロケットから分離、午前7時2分に太陽電池パドルの展開を完了した。

 今後は地表から約3万6000キロメートル上空の静止軌道に投入し、9月末まで静止軌道上で性能確認試験を実施する予定。

 C2号機は現在運用されているスーパーバードC号機の後継衛星。三菱電機の鎌倉製作所(神奈川県鎌倉市)で製造された。衛星寿命期間は15年。「ひまわり7号」に搭載の三菱電機製の標準衛星バス「DS2000」を採用している。衛星質量は約5トン(打ち上げ時)、中継器数はKuバンド28本、静止軌道位置は東経144度。

 今回の打ち上げ成功により初めて国産衛星が軌道上に投入されたことになる。

[関連記事]
三菱電機が初の国産通信衛星「C2号機」製造、8・13打ち上げ
[関連サイト]
宇宙通信 http://www.superbird.co.jp/
三菱電機 http://www.mitsubishielectric.co.jp/


関連記事

powered by weblio


前後の記事



記事バックナンバー

購読のご案内

取材依頼・プレスリリース

注目のニュース
最新の産業ニュース
写真ニュース

最新の写真30件を表示する