WDSグローバル、ディバイスマインv3・0発売
【プール(英ドーセット州)24日PRN=共同JBN】WDSグローバル(WDSGlobal)は一連の専門「コンテンツパック」を提供することで、モバイル機器能力の市場をリードするデータベースへのモバイルコンテンツ・デベロッパーのアクセスをより容易により安価にしている。
24日に発売されたディバイスマイン(DeviceMine)v3・0は自社データベースで最大530の異なる特性-物理特性、ブラウザー情報、メディアサポート、ネーティブアプリケーション環境を含む-を追跡する。この情報を入手したモバイルデベロッパーは複雑な機器情報をナビゲートし、個々の機器タイプに従ってコンテンツ、アプリケーションを最適化できる。
ディバイスマインの最新バージョンはメディア、コンテンツ・デリバリー(ビデオストリーミング、オーディオ・コーデック、ビットレート、およびフラッシュライト、アプリケーション・ルーティン環境を含む)について改善された情報を提供する。また一連の専門コンテンツパックを通じて利用することも可能である。これらのパックはディバイスマイン・データのサブセットを提供し、エントリーコストを大幅に低下させ、モバイルコンテンツ・デベロッパーはサービスのサポートに必要なデータだけライセンス供与を受ければよい。5種のコンテンツパックがあり、それぞれが電話機の特定分野:ブラウザーパック、ハードウエアパック、メディアパック、ソフトウエアパック、機器管理パックに集中している。
毎年多くの電話機が発売されるため、コンテンツ・デベロッパーにとってはハードウエア、基本システム(OS)、ディスプレーの違いが、一貫した魅力的なユーザー体験を提供するうえでの難問になっている。
WDSグローバル技術部門のニック・ガイルズ最高技術責任者(CTO)は「ある機器でコンテンツの1部品が果たす性能がほかの機器とは大きく異なることがあり得る。画面サイズ、解像度の違い、DRM制限、メディアサポートはユーザー体験を左右し、サービスの収益性を損ねかねない要因のごく一部にすぎない。ディバイスマインによってコンテンツ・デベロッパーは実際の機器の特性に従って製品を調整し、モバイルコンテンツ、アプリケーション、ブラウジング体験がつねに最適化されるようにすることができる」と説明している。
ディバイスマインv3・0の無料デモンストレーションはhttp://www.wdsglobal.com/devicemineで見られる。
(注) 電話機の実証、準備性検査から機器管理、エンドユーザー・サポートまで、WDSグローバルは加入者、機器、サービスの管理用にモバイル業界で最も完全なソリューションを提供している。同社の顧客は現在、世界最大の電話機メーカー、モバイルオペレーター・ブランドのほとんどを含む約100社に上っている。本社は英国のプール。詳しい情報はhttp://www.wdsglobal.comへ。
前後の記事
記事バックナンバー
- [通信・端末]WDSグローバル、ディバイスマインv3・0発売 2008/07/25 金曜日