小池安雲の色の魅力
第73章
2018年になりました! みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。お正月はいかが過ごされましたか? 私は、新年に健康第一を祈願しましたら、なんとインフルエンザにかかりまして、早くもその大切さを痛切に感じております。高熱を出すことがこんなに苦しいとは! みなさんもどうかお気を付けくださいね。
さて、昨年2017年の全体の運気の色はレッドで、よく言えば活動的、悪く言えば攻撃的な年でした。また、レッドは独立心が旺盛な色のため、自立や独立に関する動きも多い年だったかなと感じます。さらに身近な例で言うと、より実用的・現実的な点にフォーカスしやすいという特徴があるため、理想よりも現実的なアプローチの方が受け入れられやすく、よりリアルであるものに支持が集まったのではないでしょうか。
では、2018年はどのような運気の年になるでしょうか? 2018年のテーマカラーはオレンジです。2017年のレッドとの違いは「緻密さ」で、レッドがダイナミックであることに対して、オレンジは分析に入ります。レッドでスタートさせたことに対してオレンジで見直し、調整するような流れです。そのため、今年は多くの見直しや振り返りがあり、それによって多くの気づきを得たり、改善の機会を得たり、次へのステップの後押しになる可能性があります。また、レッドが独立ならば、オレンジは共存です。どんな状況であれ、連携や支え合いは欠かせないというのがオレンジのテーマのため、サポートし合う重要性を認識するような出来事がおきたり、そのような関係性を築いていく年になるかもしれません。そういう意味で一番身近で大切な存在はパートナーです。夫婦、恋人、仲間など、自分にとっての根幹となるパートナーを大切にしましょう。もし万が一、このままだと継続が難しいと感じることがあれば、ここで腹を割って話し合うことが大事です。継続性も重要な鍵になるので、その場しのぎの話ではなくて、今後に向けての話をすると良いでしょう。オレンジにとって大事なのは思いやりなので、どんな話し合いであれ優しさを忘れずに! オレンジは楽しむ色の代名詞なので、あとは存分に楽しむ一年にしていきましょう。
ここでいつものワンポイントアドバイス。オレンジは継続やパートナーシップの色なので、Noと言いたいときに用いてしまうと断りにくくなるかもしれません。使うタイミングにはご注意あれ!
2018年1月17日付・第2424号紙面より