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小池安雲の色の魅力

第63章

 3月になりました。心なしかそわそわしますね。冬から春へと季節が大きく移り変わっているからでしょうか。間もなく3月20日の春分を迎えます。さまざまな生命が芽吹くこの季節、春分は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日として法律に記されています。占星術の観点で見てみると、3月20日は牡羊座の始まりです。牡羊座は生まれたての強い生命エネルギーを表す星座なので、まさに春分はあらゆる始まりを示す日と言えるでしょう。

 そうと知ったら何かしたくなる性分の私は、春分の日に合わせて仕事の内容をリニューアルすることにいたしました。数秘術という、日付から算出するエネルギーサイクルにおいて、今年の春分は「自分の世界観を構築するのに良い日」であることも決断の理由のひとつです。

 今年の春分の日の色はインディゴ(紺色)。宇宙のように深い青は、そのイメージ通りにたくさんの輝く星(成功)を内包します。成功を得るためにやるべきことを教えてくれるのがインディゴなのです。インディゴは、先に記載したとおり自分の世界観を構築する色なのですが、具体的には「物事をまとめる」作業を指します。例えば、部屋の模様替えをするために買い物に行くとします。どの店に行くかを考えたとき、安く揃えたいのであればディスカウント店、重厚にしたければアンティーク店、センス良く仕上げたければお洒落なセレクトショップを思い浮かべるでしょう。人は何かを選択するとき、それを選ぶのにふさわしい世界観を見ているのです。包丁ひとつとっても、抜群の切れ味を求めるのか、お洒落なデザインにするかで選ぶ店も変わります。その「どんな特徴があるのか」という点をわかりやすく示し、そのイメージで統一するのがインディゴの「世界観の構築」なのです。そのためにはまず、イメージをまとめる必要があります。

 まとめるためには、基準となる軸を決める必要があります。これは、自らのコンセプトや主力商品、技術、素材などにあたります。ひとつひとつ、やろうとしていることを軸に照らし合わせていくと、自分らしくまとまった世界が出来上がるでしょう。それが成功につながります。3月20日は自分の軸を再確認してみましょう。きっと金の卵が見つかるはずです!

ここで、いつものワンポイントアドバイス。インディゴはきちんとまとめる力が強いだけに、やや几帳面になる傾向があります。あまり細かいことまで気にしすぎないようご注意あれ!

2017年3月17日付・第2394号紙面より


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