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ベトナム農村にマラリア予防蚊帳、森理世さんも無償提供活動に

 【ニャチャン(ベトナム)4日PRN=共同JBN】病気を管理する繊維開発の世界的リーダーであるベスタゴー・フランセン社と2007年度ミス・ユニバースの森理世さんは4日、ベトナム農村地域のマラリアの脅威について関心を高めるため、ベトナム・ニャチャン付近で生活する人々に長期残効型殺虫剤含有蚊帳(LLIN)である同社のパーマネット(PermaNet登録商標)製品を無償で提供する活動に力を合わせた。

 ベスタゴー・フランセンのパーマネットは既に1億3500万枚以上製造されており、世界でトップセラーのLLILである。世界的に5歳以下の子供たちの主要な死亡原因となるマラリアに対する防護壁として利用者に供給されている。

 森理世さんはベスタゴー・フランセン社関係者とカンビン地区保健部長のチャン・バン・ティエン博士とともに5日、カンタン村にある地域保健センターを訪問し、パーマネットを配布した。

 姓名を社名にしている同社最高経営責任者(CEO)のミッケル・ベスタゴー・フランセン氏は「私はマラリアとの戦いに世界的関心を呼び覚ますため懸命に働き、献身する森理世さんを称賛する。薄幸に対する彼女の強い声と力強い呼びかけは、世界の若者たちへの刺激になろう。ベトナムが蚊帳を積極的に使うことで、妊産婦と子供たちへのマラリアの影響が目立って減ってきた。ベトナムは森理世さんの支援で、マラリアと戦うこの地域のほかの発展途上国に対して有効性と感化のモデルとして役立ち続けることができる」と語った。

 森理世さんは「私はパーマネットで協力してこれらの蚊帳を配布することを誇りに思う。この簡単な品物が人々の命を救い、ベトナムの子供たちをマラリアから保護することができる」と語った。

 森理世さんは長年、子供たちに有効なヘルスケア計画を積極的に進めてきた。10代のころカナダに留学した際、彼女の家主が聴覚障害に罹ったのがきっかけで、彼女を耳の不自由な子供たちへのボランティア活動に駆り立てた。森理世さんはアジア太平洋島民のHIV/AIDS支援団体APICHA、AIDSに関する中南米委員会、グローバルヘルスカウンシル、ゴッズ・ラブ・ウィ・デリバーを含めてHIV/AIDSへの関心と調査研究にコミットする組織との関係などで、ミス・ユニバースの公式行事目的の先頭に立っている。

 森理世さんは今年7月14日、ベトナムのニャチャンで彼女の後継者となる2008年度ミス・ユニバースに冠を引き継ぐ。詳しい情報はwww.missuniverse.comを参照。

 ベスタゴー・フランセンは複雑な救急対応製品や疾病対策製品を専門とする国際企業である。同社は独自の人道主義的起業家精神の下で業務を展開している。この「目的を持った利潤」へのアプローチは、人道的な責任を中核ビジネスの中に取り込んだ。ベスタゴー・フランセンは1957年デンマークで創設され、それ以来国連ミレニアム開発目標の達成を支援することに注力する多国籍リーダーへと進化した。

 同社の詳しい情報はwww.vestergaard-frandsen.comを参照。

(共同通信PRワイヤー)


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