シムプレーＨＤの試験・認証計画、サムスン電子が採用へ
【サニーベール（米カリフォルニア州）１日ＰＲＮ＝共同ＪＢＮ】ＨＤ（高精細）家電業界向け技術、テストプログラム、開発ツール、相互運用性とパフォーマンス設計標準規格の有力ソリューションプロバイダーである米シムプレー・ラボ社は１日、サムスン電子が同社施設でシムプレーＨＤ試験・認証のパイロットプログラムを進めていると発表した。このプログラムは両社の管理下で行われ、製品処理能力を高め、テストされる製品の範囲を広げ、製品市場化を促進することによって、シムプレーのＨＤテストプログラムへのサムスンの関与を拡大することになる。
シムプレー・ラボにとってこれはこの種初の自社テストプログラムであり、シムプレーＨＤ試験プログラムへのサムスンの利用増をサポートするようなプログラムを定義し、開発するというサムスンとシムプレーとの間の共同努力の結果である。
サムスン電子の顧客満足度管理センターのアシスタントマネジャーであるヨン・チャンホ氏は「われわれは当社小売業者と顧客に最適なパフォーマンスを備える相互運用可能な製品を提供することが重要だと理解しており、これを保証する最善の道はシムプレー・ラボとそのＨＤ試験プログラムの専門知識を活用することである。サムスンはさまざまな家電機器についてシムプレー・ラボの試験法を広く利用しており、われわれがシムプレーＨＤ採用を広げることで、自社テストプログラムはプロセスの円滑な流れを支援することになる」と語った。
シムプレーＨＤセルフテスティング・パイロットプログラムは、現場へのシムプレー試験器機設置、技術者訓練と認証、品質管理、共同試験仕様の検証、製品開発と供給チェーンのプロセス統合が含まれる。
シムプレー・ラボのジョセフ・ライアス社長は「われわれは主要パートナーを支援するためＨＤセルフテスティング・パイロットプログラムを展開することで、サムスンとの長年の関係を広げることに興奮している。シムプレーＨＤテストプログラムのパラメーター定義でサムスンと緊密に協力することは、素晴らしいＨＤ体験を提供するためそれぞれのＨＤ構成要素が一体となって機能するという安心感を消費者に与え続ける」と語った。
シムプレーＨＤテストプログラムは、セットトップボックス、デジタルテレビ、デジタルビデオディスク・プレーヤー、ケーブルとオーディオ／ビデオ受信機などＨＤＭＩ（ハイデフィニション・マルチメディア・インターフェース）利用可能な部品に対するショッピングの際の当て推量を無くすことになる。シムプレーＨＤロゴ付きの部品は、プラグアンドプレーのユーザー体験をもたらすため一体となって機能することを実証している。消費者はシムプレーＨＤロゴを見れば、その機器は業界で最も厳格なＨＤ相互運用・性能試験計画に合格したことを保証される。サービスプロバイダーやコンテントプロバイダー、小売業者、製品メーカーは、収益減少につながるようなＨＤ機器の互換性や、エンドユーザーの満足度に期待をかけることができる。
▽シムプレー・ラボ（Simplay Labs, LLC）について
シムプレー・ラボは米カリフォルニア州サニーベールにあり、ＨＤ家電業界向けの技術、テストプログラム、開発ツール、相互運用性とパフォーマンス設計標準規格の有力ソリューションプロバイダーである。「シムプレーＨＤ」（商標）テストプログラムは有力な家電メーカーやテクノロジープロバイダーで構成されて、消費者に対して完全互換性のある製品を提供することに注力している。その結果、ホームシアター構成部品を購入する消費者は、シムプレーＨＤ認証システムがメーカーに関わらず最高レベルの相互運用性能を示し、優れたデジタルコンテンツを受信し再生できることに確信を持つ。シムプレー・ラボはシリコン・イメージ社（ナスダック：ＡＩＭＧ）の全額出資子会社である。
Simplay、Simplay HDとthe Simplay HD ロゴは、米国とあるいはその他諸国におけるシリコン・イメージ社（Silicon Image, Inc.）の登録商標もしくは商標であるである。HDMI とHigh-Definition Multimedia Interfaceは、米国とあるいはその他諸国におけるＨＤＭＩライセンシング社（HDMI Licensing, LLC）の登録商標もしくは商標である。その他すべての商標とあるいは登録商標は、それぞれの所有者の資産である。
（共同通信ＰＲワイヤー）
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- ［電子・半導体］シムプレーＨＤの試験・認証計画、サムスン電子が採用へ 2008/07/02 水曜日
