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ホンダ、霞ヶ関南病院と「歩行アシスト」の共同試験実施へ

ホンダ
「歩行アシスト」装着イメージ(ホンダ)
 ホンダは30日、加齢などにより脚力が低下した人などの歩行をサポートするロボット「歩行アシスト」の実験機を用いた試験を7月1日から、霞ヶ関南病院(埼玉県川越市)と共同で行うことを発表した。

 今回の試験では、霞ヶ関南病院で行われる歩行訓練者を対象としたリハビリテーションにおいて、同ロボットの適合性や有効性を検証、評価する。歩行訓練者、理学療法士、医師、および研究者のそれぞれの立場から効果や課題を抽出し、それらを検証する。

 ホンダは、1999年から「歩行アシスト」の研究を開始。二足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」と同様、人の歩行研究の蓄積をベースに開発した独自の協調制御技術を採用。非装着時と比べて歩幅を広げることで、より楽な歩行を可能とする機器。

 「歩行アシスト」は、4月に開催された「バリアフリー2008」(会場・インテックス大阪)や6月に開催された「ウェルフェア2008」(会場・ポートメッセなごや)などの総合福祉展に参考出展している。

 ホンダ公式ホームページ(http://www.honda.co.jp/)


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