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DQEとムーンスクープが提携、テレビシリーズなどを共同制作へ

 【ハイデラバード(インド)、パリ27日PRN=共同JBN】AIM上場でインドを本拠とするアニメーション・エンターテインメント企業であるDQエンターテインメント・インターナショナル(DQE)と欧州の大手管理・エンターテインメント企業であるムーンスクープ(MoonScoop)グループは27日、5カ年間の提携契約を結んだと発表した。ムーンスクープは制作、配給、ライセンシング、商品化、マーケティング、アニメ化商品のマーケティング・配給を行っている。提携によって両社はそれぞれのビジネス・ネットワーク、制作知識を利用しグローバルな事業展開のてことする。

 ▽主要な項目
 ― インドと欧州における大手アニメーション・エンターテインメント企業間の提携。
 ― 1億米ドル以上で少なくともテレビシリーズ5本と2本の長編映画を共同制作。  ― 2012年まで毎年テレビシリーズあるいは映画1本をリリース。
 ― 共同プロジェクトである「キャスパーのスケアスクール」がきっかけで提携へ。  「ザ・ファンタスティック4」でも共同制作。
 ― 提携はニューメディア事業展開についても焦点を当てている。

 DQEとムーンスクープは新しい提携によって世界への配給のため総コスト1億米ドルの見積もりで少なくともテレビシリーズ5本と長編映画(アニメかライブアクションもしくは両方)2本を共同制作する。両社は契約で2012年まで毎年少なくとも1本のテレビシリーズをリリースするとしている。

 共同制作される1本以上は、世界でますます人気の出ているインドの神話と人物に基づくものになる。最後に、両社はムーンスクープが成功している子供向けVODとブロードバンドチャンネル、「カビリオン(Kabillion;米国)」と「タフィーキッズ(欧州)」を踏襲してニューメディア事業展開にも焦点を合わせている。

 この新戦略的提携はDQEとムーンスクープがクラシック・メディアとともに2009年に予定されている新しいアニメ・テレビシリーズ「キャスパーのスケアスクール(Casper's Scare School)」の共同制作を開始したことによって提携の協議が始まった。DQEとムーンスクープ両社は米マーベル社の有名なスーパーヒーローに基づく「ファンタスティック4」のアニメ版を共同制作して成功している。

 米国とウェールズを本拠とするムーンスクープ・グループのマイク・ヤング・プロダクションはまたDQEと長年のつきあいがあり、ヒットしたアニメシリーズ「トッドワールド」を共同制作、これから発表されるアメリカン・グリーティングスと共同制作の「トゥイステッド・ウィスカーズ(Twisted Whiskers)」でも協力している。

 DQEグループのタパス・チャクラバルティ会長兼最高経営責任者は「これはわくわくするような戦略的、機能的提携である。協同するための強力なシナジーがあり、われわれはインド神話と物語を含む世界クラスのテレビ商品と長編映画を共同で製作する。この世界で最大企業のひとつであるムーンスクープとの当社の関係を次の段階の関係へと拡大することを大変喜んでいる」と語った。

 ムーンスクープ・グループのクリストフ・ディサバティーノ共同会長は「DQエンターテインメントは世界で最も急速に成長し最も評判のいいアニメーション・スタジオである。この戦略的提携によってそれぞれがこれからのプロジェクトを現在の極めて競争の激しい市場で成功を確かなものにすることが可能になる。いろいろなプロジェクトで一緒に働くのを楽しみにしている」と述べた。

 DQEについてはhttp://www.dqentertainment.comを参照。
 ムーンスクープについてはhttp://www.moonscoop.comを参照。

(共同通信PRワイヤー)


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