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米アナディジックス、1GHzSTB用チューナーを発売

 【ウォレン(米ニュージャージー州)23日PRN=共同JBN】米アナディジックス社(ナスダック:ANAD)は23日、CATVセットトップボックス、DVR、パソコンテレビ用チューナーカード、その他のチューナーオンボード・アプリケーションで極めて明瞭なビデオを可能にする1GHz完全インテグレーテッド・チューナーのAIT1032の発売を発表した。このデバイスは1個のパッケージにアップコンバーター、ダウンコンバーター、VCO、シンセサイザー、RFとIFアンプ、RFとIFゲイン・コントロール機能を内蔵しており、密集する帯域を利用してデジタルとアナログのチャンネルを一緒にした今日のCATVシステムでの優れたビデオ品質に求められる低ノイズ、低ディストーション性能を提供する。

 アナディジックスのロン・マイケルズ上級副社長兼ブロードバンド・ビジネス部門ゼネラルマネジャーは「アナディジックスのAIT1032は必要とする外部回路の量を大幅に削減すると同時に、ボード・レイアウトの変更を最小限にし、堅牢で高性能のソリューションを提供するという高度の統合を採用した完ぺきなRFチューナーである。業界は完全デジタル・ビデオ伝送へと向かっており、このダブル・コンバージョン・チューナーの性能によって、セットトップボックスの設計者は製品設計を劇的に変更することなしにアナログからデジタル構造へと移行することができるようになる」と語った。

 AIT1032はアナログ信号用とデジタル信号用の2つの45MHz IF出力を持つ。デジタル出力は45dBのゲイン・コントロール・レンジを持つ調整可能のIFアンプ・ステージを備え78dB(標準)のコンバージョン・ゲインを提供する。アナログ出力は固定IF出力アンプを通して65dBのコンバージョン・ゲインを提供する。デバイスへのシングルRF入力は、35dBゲイン・コントロール・レンジを持つ低ノイズ・アンプを内蔵している。このデバイスはオンチップのオシレーター・タンク回路を備えており、これによって部品数を削減しアセンブリー後のマニュアルによる調整が必要なくなる。AIT1032はMoCA準拠アプリケーションでの干渉を避けるよう最適化されている。

 AIT1032はシングルのプラス5ボルト供給で作動し、完全なレファレンスデザインが利用可能である。このデバイスは7ミリx7ミリ、48ピン表面実装で提供され、価格は5000個単位4・31ドルで利用可能。

 製品特性はwww.anadigics.com/products/cable_broadcast/integrated?tuners/ait1032を参照。
 製品価格、サンプル品はwww.anadigics.cm/worldwide_salesを参照するか、電話(+1-908-668-5000)かファックス(+1-908-668-5132)でアナディジックスへ。

 ▽アナディジックスについて
 アナディジックス社(ナスダック:ANAD)は、急成長しているブロードバンド、無線・有線通信市場における半導体ソリューションの有力プロバイダーである。同社は米ニュージャージー州ウォレンに本社を置き1985年に創設され、受賞した製品はパワーアンプ、チューナー集積回路、アクティブ・スプリッター、ラインアンプ、その他部品などで、統合無線周波数・フロントエンドモジュールとして単品もしくはパッケージで販売される。詳細は www.anadigics.comまで。

(共同通信PRワイヤー)


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