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ドバイの未来都市建設計画を公表、マクトゥームUAE首相

 【ドバイ23日PRN=共同JBN】アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム副大統領兼首相(ドバイ首長国首長)はこのほど、砂漠に建設する都市全体の野心的な計画を公表した。

 その規模と形式の両面で地域の文化的遺産を尊重したこの新しい大都市は、特に現代のアラブ世界のニーズに対応するように設計されている。

 8億平方フィート(74・32平方キロメートル)の広がりがあるこのプロジェクトは、新しい住居、最高の教育・金融・商業施設、象徴的な都市施設、観光名所を組み込んでいる。これらの建物を束ねるのはロンドンとニューヨークを合わせて見るよりも景観の美しいパークランドである。

 世界で最も壮大な都市開発のひとつとなる予定のムハンマド・ビン・ラーシド庭園の建設コストは600億米ドルを超える。ドバイ・プロパティーズ社は、ロンドンを本拠とするシビックアーツ社の国際的に知られた建築家エリック・キューネ氏が設計した計画に間もなく着工する。

 エリック・キューネ氏は「アラビア湾全体の住民とゲストの市民生活の質を見直すことになる新ドバイ建設へのシャイフ・ムハンマド殿下のコミットメントを称賛すべきである。殿下の構想はイスファハンの名所『ネスフ・エ・ジャハーン』を建設したサファヴィー朝(イスラム王朝)のアッバース1世の構想に例えることができる。この優雅な16世紀のペルシャの首都の公園や庭園、図書館は天国を映し出していた」と語った。

 都市の周辺にはそれぞれの分野で一流の施設を備えた「ハウス」と呼ばれる4つのセンターが建設される。

「ハウス・オブ・ヒューマニティー」(人文科学ハウス)は文明をテーマにした博物館と共にムハンマド殿下自身の「ヒューマニタリアン・エスタブリッシュメント」を含む慈善団体の地区が含まれる。

 「ハウス・オブ・コマース」(商業ハウス)の高層ビルとオフィス街は大手多国籍企業、保険会社、イスラムと国際的な銀行が占有し、これらすべてが金融科学を専門とする教育機関と提携して仕事をする。

 「ハウス・オブ・ウイズダム」(英知のハウス)には翻訳施設、大図書館、知識の庭園、歴史・科学・モスクを研究する国際的な大学とカレッジ、数多くの国際的な学術団体のオフィスが含まれる。

 「ハウス・オブ・ネイチャー」(自然ハウス)は家族が集う公園、動物園、ホテル、代替医療・薬草クリニック、自然保護と自然科学を専門に研究する研究所、機関、カレッジの敷地などの環境のために設けられる。

 ウェブサイトは(http://www.craven-property.com/presscentre/mohammedbinrashidgardens)。

 静止画像あるいは放送用画像は著作権に基づいて所有されており、マスタープランを策定したエリック・キューネ氏との広報インタビューはクレーブン・グループが独占的に取り扱っている。

(共同通信PRワイヤー)


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