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洪水被害のクエーカー施設復旧順調、ペプシコ収益ガイダンス不変

 【シーダーラピッズ(米アイオワ州)17日PRN=共同JBN】ペプシコは17日、米アイオワ州シーダーラピッズにある同社クエーカー製造施設が、この地域を襲った歴史的な洪水の影響を受けたと発表した。同施設は6月11日に閉鎖されたが、エンジニアや安全対策チームは現在この施設を巡回することができる。状況評価は現在進行中であるが、混乱状況は数週間後には一部のクエーカー食品とスナック項目の小売取引への商品割り当てを含めて正常なサービスに戻せると見ている。同事業は全面生産への迅速な復帰を確かなものにするため資源を投入するとともに、一部生産はほかのクエーカー施設に再配置している。同社は施設とビジネス中断の双方をカバーする保険をかけている。

 米中西部の多くの地域に発生した洪水はまた、穀物の作付けに影響を与えた。ペプシコは第1四半期収益に関する電話会議で既に示唆したように、2008年通年の主要コモディティーについて広く保険をかけている。コーン(トウモロコシ)に対する同社のカバーは2009年まで伸びている。

 ペプシコのリチャード・グッドマン最高財務責任者(CFO)は、ロンドンで今週行われる投資家会議とパリでのドイツ銀行主催グローバル・コンシューマー&フード小売り会議のコメントとして同社の事業展望について確信を表明するとともに、先週行われた記者発表と合わせて、2008年通年のガイダンスを確認する。同社は2008年の1株利益は少なくとも3・72ドルと見込んでおり、これまでのガイダンスと変わらない。

 ▽ペプシコについて
 ペプシコ(NYSE:PEP)は世界最大手の食品・飲料会社で、2007年の年間売上高は390億ドル余り。世界で約18万5000人を雇用し、その製品はおよそ200カ国で販売されている。同社主要業務部門はスナックのフリトレイ、飲料のペプシコーラ、スポーツドリンクのゲータレード、トロピカーナジュースとクエーカーフーズなど。同社商品ポートフォリオは18ブランドに達し、それぞれが年間小売り販売で10億ドルを超える。「目的意識を持ったパフォーマンス」として定義されているペプシコ社の持続的成長へのコミットメントは、健全な収益を生み出すとともに、サービスを提供している地域社会への利益還元を重視することである。これには各種コンビニエンス食品と飲料に対する消費者のニーズに応え、水、エネルギー、パッケージング活動を通じて環境への影響を軽減し、世界クラスの優秀な人材を採用、保持する多様かつ総合的な社風を通じた社員への支援が含まれる。同社はダウ・ジョーンズの北米サステナビリティー指数とワールド・サステナビリティー指数の構成銘柄になっている。

 さらに詳しい情報はwww.pepsico.comまで。

(共同通信PRワイヤー)


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