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米マイクレル社が5ポート・スイッチの新製品の発売発表

 【サンノゼ(米カリフォルニア州)13日PRN=共同JBN】アナログ、高帯域通信(HBC)、イーサーネットICソリューションの業界リーダーである米マイクレル社(ナスダック:MCRL)は13日、5ポート・スイッチ製品ファミリーの最新製品であるKSZ8995FQの発売を発表した。

 この新しいソリューションによってユーザーは、CPU/ホストに対してポート5上のMII(メディア独立インターフェース)を利用しながら、リングとともにカスケードする2つのファイバーポート3と4を使ってうまくループ・アプリケーションを構築することが可能になる。極めて多用途のこのデバイスは、電気通信と企業市場おける産業用イーサーネットやマネジドメディアコンバーター、FTTx顧客構内機器も理想的である。同デバイスは小型で費用対効果のある128ピンPQFPパッケージで提供される。価格についてはマイクレル社に直接問い合わせることができる。

 マイクレルのイーサーネット・マーケティングディレクターであるリチャード・バウアーズ氏は「業界は1999年以来2億5000万余りのポートを出荷しており、イーサーネットはマイクレルにとってより利益の上がる成長技術となっている。マイクレルは最新の5ポートスイッチ・ソリューションによってイーサーネットに5つのパワーをもたらすので、設計者にこれまで以上の汎用性、低電力消費、ファイバーモードの付加を与える」と語った。

 KSZ8995FQはまた、高度集積レイヤー2マネジドスイッチ・ソリューションを提供するとともに低ポート数に対する部品表(BOM)やコストに敏感な10/100Mbpsスイッチシステムへのコストを最適化することができる。同デバイスは既存のイーサーネットおよびこれからの高速イーサーネット・アプリケーションの効率的に対応するため、高速タグ/ポート利用のVLAN、サービスの質(QoS)優先、管理、MIBセンター、MIIインターフェース、CPUコントロール/データ・インターフェースなど多くの機能を提供する。KSZ8995FQは特許のあるミックスドシグナル低電力テクノロジー、5メディアアクセスコントロール(MAC)ユニット、高速非ブロック・スイッチ構成、専用アドレス検索エンジン、オンチップのフレームバッファーメモリーを備える5つの10/100トランシーバーを持っている。

 ▽マイクレルについて 
 マイクレルは世界中のアナログ、イーサーネット、高帯域通信市場向けのICソリューションの世界的な大手メーカー。同社製品には最先端のミックスドシグナル、アナログ・パワー半導体、高性能通信、クロック・マネジメント、イーサーネット・スイッチ、PHYトランシーバーICなどが含まれる。顧客には、民生・工業・モバイル・電気通信・自動車・コンピューター製品の大手製造企業が含まれる。本社と最先端のウエハ-製造設備は米カリフォルニア州サンノゼにあり、米州、欧州、アジア全域に地域販売とサポートのためのオフィスと先端技術設計センターが置かれている。同社は世界に広範な流通、販売代理店ネットワークを維持している。詳しい情報はWeb: http://www.micrel.comを参照。

(共同通信PRワイヤー)


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