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ハウコ・グループ、新たな耐食性合金を追加

 【ヒューストン11日PRN=共同JBN】油田サービス業界向けハイテク材料の世界的なサプライヤーであるハウコ・グループ(HOWCO Group)は同社の耐食性合金(CRA)ファミリーに新たな耐食合金を追加した。

 インコロイ(INCOLOY=登録商標)合金945で、特に酸性油井掘削、深海底掘削プロジェクトで役に立つ。この新合金は極限状況で高強度(最低イールド125)と耐食性を必要とするアプリケーションに好適である。

 インコロイ合金945は合金718よりすぐれた耐食性を持ち、過酷な熱、圧力の厳しい環境で使うために特に開発された。合金925と合金718の特殊ニッケルハイブリッドである。両合金の最良の部分である高強度能力とすぐれた耐食性を提供する。

 インコロイ合金945は最大でNACEレベルVI石油、天然ガスでの使用向けにNACE・MRO175/ISO-15156-3承認を受けている。

 ハウコ・グループのクリフ・スウィフト副社長(北米販売マーケティング担当)は「掘削、探査業界は新しい合金の現場での劇的な能力を見ればこの合金を歓迎するだろう。現実世界での経験は、これが重要な前進であることを物語っている」と語った。

 この新合金を開発したスペシャル・メタルズ社(Special Metals Corporation)とハウコ・グループはバー、インゴット、ビレット、ヘビーウォール・メカニカルチューブ製品の全領域で供給でき、要望に応じて石油、天然ガスへの敏速な参入をサポートする用意がある。

 スウィフト副社長は「スペシャル・メタルズ社と手を組んだのは幸運であり、石油、天然ガス顧客のニーズを満たす用意ができている。極限環境向けのより強度の高い、より耐性の強い材料への需要は大きく、この需要を満たす用意がある」と述べた。

 石油、天然ガス分野の現在の状況を考えると、この新合金のタイムリーな導入はこれ以上ないほど適切だった。エネルギー需要の増大はほぼ20年続くと予測されている。上り調子の石油、金属価格、石油、天然ガス業界の探査、生産の増大が続くのは確実である。

 厳しい環境で機能する深海底掘削とインテリジェント油井システムの技術的な進歩はハイニッケル製品に対するより多くの需要をつくり出している。ハウコは伝統的に先進的なハイニッケル材料を専門としている。

 ▽ハウコ・グループ(HOWCO Group)
 ハウコ・グループは高性能金属の市場リーダーである。30%の市場シェアを持つハウコは、厳しい石油生産環境(深海底掘削など)向けのハイニッケル製品のリーダー、油田サービス向けの世界的サプライヤーであり、供給チェーン管理、付加価値処理、製造に集中している。ハウコは米国、カナダ、シンガポール、欧州、英国の子会社を通じて14カ所で世界的に活動している。詳しい情報はhttp://www.howcogroup.comへ。

 ▽スペシャル・メタルズ社(Special Metals Corporation)
 スペシャル・メタルズ社は世界の最も技術的に厳しい業界、アプリケーションで使われるハイニッケルの高性能合金を発明、生産、供給している。同社は最大範囲の高度加工ニッケル合金をすべての標準的な製造所フォームで提供しており、最高の熱耐性、高温度腐食耐性、強靱性、強度を提供している。米国、欧州に製造、研究施設を持ち、世界の工業国のほとんどを含む販売網がある。詳しい情報はhttp://www.specialmetals.comへ。

(共同通信PRワイヤー)


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