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サクソ銀行が主要スポンサーに、ツール・ド・フランス

 【コペンハーゲン10日PRN=共同JBN】リースサイクリング(RC)とオンライン投資銀行の大手サクソ銀行はこのほど、サクソ銀行がCSC社と一緒に「チームCSC」の共同スポンサーになる契約に調印した。契約は即時発効し、チームCSCは間近に迫った国際自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」で「チームCSC/サクソ銀行」と表示される。

 この契約は今年末まで続き、2009年1月1日にはサクソ銀行が同チームの単独主要スポンサーになり、その後は「チーム・サクソ銀行」として知られることになる。契約継続期間は3年。

 ビャルネ・リース氏は「われわれは将来に向けた完全なパートナーとしてサクソ銀行を見いだした。われわれのチームとわれわれの価値に大きな情熱を持っているこのように強力なブランドおよび企業と結びつくことを非常に誇りに思う。キム・フルネ氏、ラルス・セイア・クリステンセン氏といった熱心で仕事に徹した人々と契約を結ぶことは喜びである。最初の日からわれわれは深い理解に達したが、これは今後数年間で素晴らしい協力関係に発展するだろう」と語った。

 RCとの契約に調印したサクソ銀行創設者で共同最高経営責任者(CEO)のキム・フルネ氏とラルス・セイア・クリステンセン氏は、これは彼らが長い間待ち望んでいた機会であると指摘した。両氏は共同声明で「われわれのようなグローバル銀行にとってこれは完璧な組み合わせであり、それが可能になったときこのチャンスを見逃すわけにはいかなかった。チームCSC/サクソ銀行は国際的な広がりと知名度があり、このことはわれわれが世界中のほとんどの顧客にメッセージを伝えられることを意味している。われわれはスポーツを愛し、ビャルネ・リース氏を信頼している。協力すればわれわれは勝者になると信じている」と語った。

 リース氏は「同時に私はこの機会に、情熱を持って一貫して支援してくれた主要スポンサーのCSCに感謝の意を表明したい。彼らはわれわれが世界最高のチームになることを可能にしてくれた。われわれは彼らの熱心なサポートのおかげで立派な結果を残すことができた。この提携関係の水準と質こそは、われわれが新しいスポンサーのサクソ銀行と一緒に維持したいと願っていることだ」と語った。

 サクソ銀行は今年末までに期限切れとなるCSCの契約からスポンサーシップを引き継ぐ。CSCは2001年以来、同チームの主要スポンサーだった。

 キム・フルネ氏とラルス・セイア・クリステンセン氏は共同声明の中で、同チームのスポンサーとなる決定を下したことについて説明し、このレベルのサイクリングは数十億の人々が観戦する世界で最も人気があり注目されるスポーツのひとつである上に、サクソ銀行が共感する同じ種類の価値と意識を表現しているからであると述べた。両氏は「勝利とチームワークはサクソ銀行が当初から目的としているものだ。忍耐と情熱はわれわれに共通のその他の特性の一部である。今、これらの価値を強調する機会を得て、スポーツとビジネスの共同作業を示すことを誇りに思う」と語った。

 両CEOはこの移行期間を通じて相手方のCSCと密接に協力してきており、CSC幹部が彼らとスポンサーシップの経験を共有することに寛大だったと指摘した。フルネ氏とクリステンセン氏は「CSCがRCとの契約残余期間にわれわれを共同スポンサーに含め、チームと新しい主要スポンサーであるわれわれにとってこの上ない最良の移行期間を設けてくれたことを非常に喜んでいる。これがすべての利害関係者にとって最良のシナリオであることは言うまでもない」と語った。

 CSCでもこれは有意義な良いニュースだった。

 CSCのデービッド・ブース社長(グローバルセールス・マーケティング担当)は「2008年の残りの期間にチームCSCの共同スポンサーとしてサクソ銀行を迎えることを喜んでおり、彼らが2009年にチームのタイトル・スポンサーになることに胸を躍らせている。われわれは過去8年間、チームとの信じられないほど素晴らしい提携関係を享受してきた。彼らがサクソ銀行のような新たな強力なパートナーを確保することを支援するのは、提携関係の精神に沿ったものだ」と語った。

 ビャルネ・リース氏にとっては、サクソ銀行との提携はチームの将来の成功に必要なある種の安定性をもたらす。同氏もまた、サクソ銀行とのスポンサー契約は両パートナーが互いに得るところの多い組み合わせであると考えている。

 ビャルネ・リース氏は「これでわれわれはサクソ銀行と共に将来に向けたチームを作る可能性のあることを知り、次の大きなイベントであるツール・ド・フランスに専念できる。われわれは世界最良のチームであることに大きな望みを持っており、サクソ銀行を迎えてこのプロジェクトにとって最高のパートナーを見いだした」と語った。

 RCの9人の選手は7月5日に始まるツール・ド・フランスで「チームCSC-サクソ銀行」としてブレスト(フランス)からスタートする。 Team-corporatecommunications@saxobank.com。

 ▽サクソ銀行について
 サクソ銀行(Saxo Bank A/S)は世界の資本市場でオンライン取引を専門とするグローバルな投資銀行である。サクソ銀行は通貨、CFD(差金決済取引)、株式、先物、オプション、その他のデリバティブ商品の取引サービスを提供するほか、オンライン取引プラットフォーム「サクソトレーダー(SaxoTrader)」を活用したポートフォリオ管理も行っている。同行が開発したサクソトレーダーは、投資家がサクソ銀行を通じて直接、あるいはインフラの不可欠の一部を形成しているグローバルな提携企業を通じて利用できる。サクソ銀行の重要な事業領域のひとつに、同行のオンライン取引プラットフォームを他の金融機関やブローカー向けにカスタム化する「ホワイトラベリング」がある。サクソ銀行は世界で120社以上のホワイトラベル・パートナーを持ち、170余りの国に数千の顧客を抱えている。現在72カ国で1300人以上の社員がいる。

 サクソ銀行はコペンハーゲンに本社を置き、ロンドン、ジュネーブ、チューリッヒ、シンガポール、東京、スペイン・マルベージャにオフィスを展開し、北京に駐在員事務所、セントペテルスブルクにIT開発センターを設置している。
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http://www.saxomarkets.com.sg
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(共同通信PRワイヤー)


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