シャーパーイメージの買収承認、裁判所がHCCなど3社合弁に
【ニューヨーク2日CNW=共同JBN】ヒルコ・コンシューマー・キャピタル(HCC)、ゴードン・ブラザーズ・ブランズ(GBB)、ブルースター・アライアンス(ブルースター)3社主導の合弁企業は2日、シャーパーイメージ・コーポレーションのブランドとその他知的財産権を買収する裁判所承認を得たと発表した。
合弁事業パートナーは、シャーパーイメージの伝統的なクオリティーとエキサイトメント、イノベーション、そしてファン(楽しみ)を活用する卸売、直接的小売(DTR)、電子商取引、カタログビジネスに対する国際的ライセンス戦略を開発した。
シャーパーイメージは、その32年間の歴史を通じて北米で最も広く知られ積極的に受け入れられている消費者ブランドのひとつを開発した。合弁企業はシャーパーイメージの高級専門品を扱う立場、象徴的な地位、卓越した消費者知名度、幅広い購買層へのアピールの融合を評価している。
HCCのジェイミー・ソルター最高経営責任者(CEO)は「われわれはこの買収を喜んでおり、シャーパーイメージの顧客のニーズと楽しみの両面を満たす革新的な高級製品を発売するため、世界クラスのライセンシーとリテーラーと提携する計画に直ちに着手する。シャーパーイメージのブランドは、消費者が望み、必要とする既存と新しいカテゴリーで国際的に広げられる。クオリティー、エキサイトメント、イノベーションそしてファンで知られるシャーパーイメージは、間もなく世界的に手に入ることになる」と語った。
GBBのスティーブン・ミラー氏は「これは先端技術とトレンドセットされたイノベーションを活用して、一流の象徴的アメリカンブランドをグローバルでマルチチャンネルの多様でユニークな消費者製品プラットフォームに転換する素晴らしい機会となる。これは合弁事業パートナーの中核的な変革能力を反映しており、われわれは世界的にまた複数の分野でこのブランドを育てるため、既存と新たなライセンスシーと協力することを楽しみにしている」と語った。
ブルースターのジョーゼフ・ギャベイ氏は「ブランドのインテグリティーは国際的にこの分野でトップである。シャーパーイメージは製品のクオリティーとエキサイトメントを暗示しており、仕様と機能でユニークであり、それはほとんどすべてのカテゴリーに翻訳されている」と語った。
合弁企業は多くの世界的な組織と提携して、シャーパーイメージ・ブランドの開発を進める。
関心のある向きは以下に接触することができる。
John Collins at HCC: jcollins@hilcocc.com or +1 416-682-5680
Brad Snyder at GBB: bsnyder@gordonbrothers.com or +1 617-422-6216
Joseph Gabbay at Bluestar: jgabbay@bluestarall.com or +1 212-695-6878
Bill Sweedler at Windsong Brands: bsweedler@windsongbrands.com or+1 203-319-3600
▽ヒルコ・コンシューマー・キャピタル(Hilco Cosummer Capital)について
ヒルコ・コンシューマー・キャピタル(www.hilcocc.com)は北米の製造業者、卸売業者、知的財産、小売業者の買収を通じて消費者のライフスタイル関連ブランドに戦略的投資を行う非公開投資会社。HCCの投資は2500万ドルから2億5000万ドルに及んでいる。現在のポートフォリオに組み込まれているブランドと企業は、カリビアン・ジョー(Caribbean Joe、登録商標)、エレン・トレーシー(Ellen Tracy)、ハルストン(Halston、登録商標)、トミーアーマー・ゴルフ(Tommy Armour Golf、登録商標)、RAMゴルフ(RAM Golf、登録商標)、ボンベイ・ブランド(Bombay Brands, LLC)など。HCCは事業資産評価、資産買収・処分、M&Aサービス、小売コンサルティングを含め、さまざまな金融・経営サービスを行う国際的プロバイダーであるヒルコ・オーガニゼーション(本社:シカゴ)傘下の企業。
▽ゴードン・ブラザーズ・ブランズ(Gordon Brothers Brands, LLC)社について
同社はゴードン・ブラザーズ・グループ系列企業。GBブランズはブランドやその他の知的財産の購入、売却、ライセンス供与を行う。ゴードン・ブラザーズ・グループ(www.GordonBrothers.com)は1903年の設立で、小売・消費者製品、工業、不動産分野を専門とするグローバルなアドバイザリー、事業再編、投資業務を行う企業。ゴードン・ブラザーズ・グループはあらゆるカテゴリーの資産購入と売却、資産評価、資金調達、未公開株式への投資、長期の事業運営により健全な企業と経営難の企業双方の価値を最大化する。ゴードン・ブラザーズ・グループの年間取引・査定額は400億ドルを超える。
▽ブルースター・アライアンス(Bluestar Alliance)について
ブルースター・アライアンスはジョーゼフ・ギャベイ、ラルフ・ギンディ両氏によって2007年1月に創設された。同社によるマタニティーウエアのリズ・ラング買収は、2007年9月に男性アパレルのロン・チェレスキン・スタディオ社、その後今年2月素早くジュニアブランドのホット・キスを買収したのに次いで行われた。ギャベイ氏はまた、2006年9月に女性ブランドであるハーブ・バーナードを買収したウェリントン・キャピタル・グループの社長でもある。これらアパレル企業はそれぞれ、100%所有子会社として業務している。
▽ウインドソング・ブランズ(Windsong Brands LLC)社について
ウインドソング・ブランズ(www.windsongbrands.com)は、はっきりと識別できるブランドを保有する有力な消費者関連中堅企業への投資を重視する非公開投資会社。同社チームは会社経営陣が自社ブランドの真の可能性を解き放つことを支援、指導する多様な消費者関連専門知識のバックグラウンドを有している。ウインドソング・ブランズは株式公開企業と非公開企業の両方に対し大株主あるいは少数株主になる投資を行っている。投資先とポートフォリオ・ブランド企業にはエレン・トレーシー、カリビアン・ジョー、ジョーズ・ジーンズ(Joe's Jeans)、フィールド&ストリーム、コモ・スポーツ、アレリオン・エービエーション(Alerion Aviation)が含まれる。
(共同通信PRワイヤー)
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- [国際情報]シャーパーイメージの買収承認、裁判所がHCCなど3社合弁に 2008/06/02 月曜日