米企業33社に減少、ビジネスウィークのインフォテク100
【ニューヨーク2日PRN=共同JBN】米経済誌ビジネスウィークが毎年発表する業績好調なハイテク企業ランキング「インフォテク100」でアマゾン・ドット・コムは2年連続で首位になった。同社は昨年23位から首位に躍り出て、今年もアップル(2位)、任天堂(4位)、グーグル(11位)を退けて1位の座を維持した。
アマゾン・ドット・コムとアップルは今年のインフォテク100で上位2位を占めたが、米企業のランキングは低下している。今年のランキングに入った米企業はわずか33社で、2007年の43社を下回った。ビジネスウィークが1998年にインフォテク100の作成を開始したとき、ランク入りした企業のうち75社は米企業だった。
ビジネスウィークは、やはりマグローヒル・カンパニーズの1部門であるスタンダード&プアーズのコンピュスタットがコンピューター処理した2万8000余りの株式公開企業の情報から金融データを引き出してインフォテク100の作成を開始した。同誌はこの宇宙を情報技術企業に絞り込んだ。今年は電気通信事業に進出したケーブル会社が追加された。資格を得るためには企業は最低3億米ドルの収益が必要だった。株価が75%以上下落、売上高が減少あるいはその他の出来事で将来の業績に疑問が出てきた企業は選考からはずされた。また、ビジネスウィークは、自国で独占もしくは準独占的な力を持っている一部の電話会社は競争相手に対し不当な優位性を得るため除外した。その他の企業グループは株主資本利益率(ROE)、収益成長率、株主利益率(一定の均等加重)、総収入(加重)の4つの基準でランク付けされた。
第10回年次インフォテク100はビジネスウィーク誌2008年6月2日号に掲載され、ウェブサイト(http://www.businessweek.com/it100)のBusinessWeek.comには詳しい内容が記載されている。
(共同通信PRワイヤー)
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