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国際交通フォーラム2008が開幕、気候変動が中心テーマ

 【ライプチヒ(ドイツ)28日PRN=共同JBN】パリに本部がある国際交通フォーラム(ITF)のジャック・ショート事務局長とブルクハルト・ユンク・ライプチヒ市長が出席して「国際交通フォーラム2008」が27日、開幕した。展示ツアーも同時に開催される。

 国際交通フォーラム2008は世界最大級の交通サミットで「交通とエネルギー:気候変動の挑戦」をテーマにしており、政治、産業、科学、シビル・ソサエティーの各分野から600人以上が参加する。フォーラムは重要な戦略的交通問題に焦点を合わせ、各国運輸大臣の唯一の世界的プラットフォームになっている。世界各地の100人を超えるジャーナリストがこのユニークなイベントを取材している。スポットライトは気候変動と増大するエネルギー消費に当てられている。ショート事務局長は「交通の分野は、一方で交通と取引の強化、他方で交通に関係する温室効果ガスと原油への依存削減という両者の適切な均衡を図らなければならないため、最も困難な課題に直面している」と語った。

 世界52カ国の運輸大臣と政府高官がフォーラムに参加している。政策決定者は二酸化炭素排出を大幅に削減する戦略と法的措置を考え出さなければならない。これらは国家的および国際的レベルで法律を制定しなければならない。これに関連してフォーラム主催者は、このイベントがこの分野で初めての「カーボンニュートラル」であるという事実を強調した。

 エネルギーと交通に関する展示会、その他数多くのイベントがフォーラムと同時に開催される。プログラムの詳細はhttp://www.internationaltransportforum.org/forum2008.htmlまで。

 5月28日から30日までライプチヒ国際会議場で開かれる展示会は団体、企業、ライプチヒ市を含む都市、地方自治体の代表によって可能になった。また、科学者が現在進めている研究プログラムを紹介し、出席者が技術、エネルギー、交通のベストプラクティス例について学ぶことができる「オープンフォーラム」も開催される。

 さらに、5月28-29日にはドイツ鉄道株式会社(DBAG)はライプチヒ中央駅(毎日4時から午後7時まで16/17番線)で同社の気候保護への貢献を展示する。有名なライプチヒ児童大学は交通と気候変動のトピックを取り上げている(5月28日5時から午後6時まで、ライプチヒ新市庁舎/ニュータウンホール)。温室効果ガスの排出削減研究を行っている若手科学者のコンペも開かれた。各国運輸大臣が出席する29日夜の祝賀夕食会で優勝者が発表される。さらにプログラムのハイライトにはアンゲラ・メルケル・ドイツ首相(5月29日午後12時30分に写真撮影)、国連の気候変動に関する政府間パネル、IPCC)のラジェンドラ・パチャウリ議長、UNFCC(国連気候変動枠組条約)のイボ・デ・ブーア事務局長、欧州の航空機大手エアバスのトーマス・エンダース最高経営責任者(CEO)、ドイツ鉄道のハルトムート・メヘドルンCEO、その他多くの参加者によるコントリビューションが含まれる。最終日には午後1時に締めくくりの記者会見が開かれる。

 ITF参加者にはDHL欧州ハブやライプチヒにあるBMW工場の見学など特別イベントが用意されている。予約により報道関係者の参加も可能。
 詳しい情報はプレスセンターのプレスカウンター(電話:+49(0)341-41455-573, ファクス:. +49-341-678-8182,電子メール:pr@leipziger-messe.de)まで。

(共同通信PRワイヤー)


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