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生体測定器のシーホース、プライムテック社に独占販売権

 【ノースビレリカ(米マサチューセッツ州)22日PRN=共同JBN】細胞生体エネルギー変換のリアルタイム測定法のリーダー社である米シーホース・バイオサイエンスは22日、プライムテック社(東京・文京区)が日本におけるシーホースXF機器と消耗品の独占供給先になったと発表した。

 プライムテックの荻原亮介代表取締役は「武田薬品による最近のミレニアム社買収と開発中の新薬パイプライン増強に見られるように、医薬研究と医薬品発見に対する日本の貢献は引き続き伸びている。当社顧客はミトコンドリア機能不全や特にそれががん、肥満、加齢関連の疾患に果たす役割の研究に関心を持っている。シーホースXF機器は、すべての細胞に含まれるミトコンドリアを研究する唯一実用的な手段となる」と語った。

 シーホース社の細胞外フラックス(XF)・アナライザーは2006年6月に発売され、生体内細胞における2つの主要なエネルギー生成経路であるミトコンドリアの呼吸と糖質分解(グリコリシス)を非侵襲的に測定する初の唯一手段を提供する。科学者はマイクロプレート・ベースの技術によって、細胞が酸素を消費して酸や二酸化炭素など代謝副産物を生み出す率を観察することで医薬品の影響、遺伝子組み換え、環境を評価することができるようになる。

 シーホースのスティーブ・コミッチ副社長(販売・マーケティング担当)は「われわれは北米の新しい信頼できるユーザー基盤を持っており、世界中の学術、バイオテクノロジー、製薬分野の顧客に手を広げている。革新的な研究機器の発売に当たって重要な要件である顧客に対するコミットメントを見て、プライムテック社と協力することを選択した」と語った。

 ▽シーホース・バイオサイエンス(Seahorse Bioscience)について
 シーホース・バイオサイエンスはがん、肥満、糖尿病、加齢関連に医薬品発見プログラムで世界を変えようとしている。シーホースの本社は米マサチューセッツ州ノースビレリカにある。詳しい情報はhttp://www.seahorsebio.comまで。

 ▽プライムテック株式会社について
 プライムテックは15年余り、日本向けハイテク医療・分析科学製品を製造・販売している。同社は医療・分析科学製品を重視し、技術的に優れたスタッフをと日本市場に通じていることから、日本市場への参入を目指す企業を支援することができる。

(共同通信PRワイヤー)


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