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廃油などから燃料抽出プロセス、ビオテルムが日本代理店募集

 【シャフハウゼン(スイス)21日PRN=共同JBN】スイスに本社のあるビオテルム・テクノロジーズ社(Biotherm Technologie AG)は使用済みプラスチックや廃棄物、ビルジオイル(廃油)からディーゼル燃料、暖房用オイルを生産するプロセスを供給している。このディーゼル燃料はガソリンスタンドでの品質を持ち、EN590欧州環境基準に適応している。同社はこの革新的技術で世界最大の商船団のひとつを持つ日本が新しい大手市場になると期待している。

 ビオテルム・テクノロジーズ社のディレクター、クリストファー・スタンフリ氏は「日本はエネルギー供給と多くの原材料のほとんどをなににもまして海運によって輸入しなければならない。このことは当社のプロセスが極めて有望であることを示している。船積み作業中や停泊中に出るビルジオイルは今後大きな費用をかけて廃棄する必要が無くなる。それどころかビルジオイルが日本のエネルギー需要の一部をカバーする」と語った。

 ▽ドイツで特許を取得したプロセスが事業を潤す
 この特許プロセスはドイツのベグベルクに本社のあるクリフィア・テクノロジー(Clyvia Technology GmbH)が開発したもので、原油の加熱分解に似た断片化の解重合に基づいている。このプロセスは摂氏400度で炭化水素の長い鎖を破壊してから蒸発させディーゼル燃料として凝縮する。

 このプロセスは欧州で試験に成功しており、原油価格の高騰の折から日本のビジネスに大きなアドバンテージを提供する。海運に加えこのプロセスはホイルやプラスチック袋など製品スクラップからヨーグルト容器やケーブル被覆まで廃棄プラスチックをだす一連の工業などの業界に恩恵をもたらす。これらすべての素材はディーゼル燃料、燃料オイルの生産に使用できる。

 ビオテルム・テクノロジーズAGは現在、日本市場での適当な代表を探している。関心のある組織は同社に直接連絡できる。ビジネスコンセプトと断片化の解重合に関する詳細はhttp://www.biothermtec.chとhttp://www.clyvia-tech.comを参照。

 連絡先:パートナー
Biotherm Technologie AG
Christopher F. Stampfli
Rheinweg 1
CH-8200 Schaffhausen
Tel.: +41-(0)-52-63-00-707
Fax: +41-(0) 52-63-00-708
Mobile: +41-(0)-79-63-60-107
Email: stampfli@biothermtec.ch
Web: http://www.biothermtec.ch

(共同通信PRワイヤー)


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