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アシジョンのメッセージプラス、マレーシアのマクシス社が採用

 【クアラルンプール21日PRN=共同JBN】世界の有力なメッセージング会社アシジョン(Acision)は21日、マレーシアの有力なモバイルオペレーター、マクシス・コミュニケーションズ(Maxis Communications Berhad、以下マクシス)が受賞したアシジョン社のメッセージプラス・ソリューションを採用したと発表した。この新サービスでマクシムの1000万人のモバイル加入者は、メッセージ体験をこれまでになくコントロールすることができる。加入者は携帯電話で望ましくないSMSやSMSスパムをブロックし、自動返信をセットアップし、メッセージを自動的にコピーしてほかの携帯電話番号に送ることができる。

 2007年モバイル・メッセージング賞の「最優秀消費者サービス賞」を獲得したアシジョンのメッセージプラス(Message Plus)・ソリューションによって、ネットワークオペレーターは一連のパーソナル化サービスを通じたメッセージング・サービスの差別化が可能になる。

 現在のモバイル普及率が85%(注)のマレーシアは、アジア太平洋で最も急成長しているモバイル市場であり、今では世界で第6位のテキストメッセージング市場でもある。過去4年間にわたってアシジョンのメッセージング・インフラに頼って能力を大幅に増大させてきたマクシスは、SMSからの売上高増大を確保する道を発見するため再びこの戦略的パートナーに助けを求めた。

 マクシスの戦略・新事業責任者であるニコライ・ドベルシュタイン氏は「この統合SMS管理サービスを提供するのはマレーシアではマクシスが初めてであり、この地域でも初の3社に入る。事実、アシジョンのメッセージプラス・プラットフォームによってマクシスは、顧客が有効にするアンチスパム・ソリューションを世界で初めて可能にしたモバイルオペレーターになることができた。当社顧客は今では自分の携帯電話に届くスパムSMSを自分の意思でパーソナル化し、ブロックすることができる」とコメントした。

 同氏はさらに「メッセージプラスの魅力は、SMS通信を管理する実用的な方法を求める当社顧客の要望に対する対応と考えている。メッセージプラスは現在の革新的なアプリケーション・ツー・ピアのSMSサービスで最も人気の高いサービスのひとつになると確信している。4年間にわたってマクシスの主要な技術パートナーだったアシジョンは、当社のイノベーションを可能にし、メッセージングからの売上高最大化の機会を実現するような製品を引き続き提供してくれる」と述べている。

 アシジョンのアジア太平洋地域担当マネジングディレクターであるボウデヴィン・ペッシュ氏は「SMS通信量の成長は、マクシスのようなオペレーターにとって物語の前編に過ぎない。通信量があれば、オペレーターが自らの差別化を開始し、性能、機能を追加してテキストメッセージング提供を強化することが不可欠になる。マクシスのP2P顧客に対するメッセージングのパーソナル化は、先端的なパーソナル化メッセージングによる企業、ホールセール、インターネット・アプリケーションの利益になるイニシアチブのまさに第一歩である」と語った。

 同氏はさらに「当社は数十年にわたり、継続的なイノベーションを通じてオペレーターのメッセージング・サービスを強化し、さらには付加価値サービスを通じたより大きな売上高の確保を可能にしてきた。アシジョンは世界で送信されるテキスト、マルチメディア・メッセージングの半分以上を担っており、われわれのモットーはメッセージングの進歩を通じて世界がコミュニケートする手段を前進させることである」と述べている。

 (注)マレーシア通信・マルチメディア委員会は公表したマレーシアの2007年第4四半期モバイル・ペネトレーション。

 ▽アシジョンについて
 アシジョンは世界の300社余りのネットワークオペレーター、サービスプロバイダーに通信ソリューションを提供する世界的に有力なメッセージング会社である。世界のテキスト、マルチメディア・メッセージング情報量の約50%は同社のプラットフォームを通じて作成されており、同社のモバイルデータ・サービスの専門知識にはテキストメッセージング、マルチメディア・メッセージング、モバイルインターネット、モバイルマーケティング、ボイスメール、ビデオメールが含まれている。アシジョンの決済システムは1000億ドル以上を処理し、近代的なリアルタイムの課金機能を提供し、プリペイド(事前払い)、ポストペイド(事後払い)加入者間の境界をなくしている。アシジョンは世界市場での経験を持ち、革新的なサービスを大量市場で全面採用してもらうため必要なものについて詳細に理解している。

 アトランティック・ブリッジ・ベンチャーズとアクセス・インダストリーズを幹事社とする株式コンソーシアムが所有する株式非公開会社のアシジョンは年商5億ドルの企業で、6大陸、135カ国の顧客と協力している。詳しい情報はwww.acision.comを参照。

 ▽マクシス・グループについて
 2007年の「アジア・モバイルオペレーター・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたマクシス・グループは現在、アジアの重要な3市場マレーシア、インド、インドネシアで活動しており、合計5000人の労働力で2000万人の顧客にサービスを提供し、移動・固定回線通信、付加価値データ・コンテント・サービス、無線・固定回線ブロードバンド・サービス、国際ゲートウェー・サービスを含む全面的な通信サービスを提供している。
 マクシス・コミュニケーションズ(マクシス)はマレーシアの一流の移動通信事業者であり、ポストペイド、プリペイド(ホットリンク)加入者基盤でリードしている。マクシス・グループはインドでは子会社のエアセル社を通じて、インドネシアではPTナトリンド・テレエポン・セルラー社を通じて活動している。

 マクシスは1995年の営業開始以来多くの賞を受賞している。2006年にはアジア・ウォールストリート・ジャーナルからマレーシアで「最も称賛される企業」選ばれた。2007年6月には事業実績、ブランド価値、持続的なサービスの優秀性、ネットワークの質、製品の革新で明確なリーダーシップを示したとして、有力な地域の業界誌「アジア・モバイルニュース」から「アジア・モバイルオペレーター・オブ・ザ・イヤー」「マレーシア・モバイルオペレーター・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、地域で優先選択される通信リーダーになるというマクシス・グループの使命がさらに強化された。詳しい情報はhttp://www.maxis.com.myへ。

(共同通信PRワイヤー)


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