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ギブソン・ダン法律事務所、シンガポール事務所を開設

 【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)21日PRN=共同JBN】ギブソン・ダン&クラッチャーLLPはシンガポールに事務所を開設し、国際的なプラットフォームをさらに拡大する。新設のシンガポール事務所は米国法、英国法、インド法についての能力を持ち、当初は国境を越える合併と買収、エネルギーとインフラの資金調達(プロジェクト資金調達を含む)、不動産、プライベート・エクイティー、資本市場取引、金融、リストラに集中する。

 同社は新事務所にジェイ・パサク氏とジョーンズ・デイのシンガポール事務所からの3人-エマド・ハリル、ジョン・ビベリト、サプタク・サントラの3氏-を新事務所に駐在させる。パサク氏は今年初めに同社に入り、インドと南アジア、東南アジアのほかの部分に重点を置いて国境を越える取引に集中している。同氏はジョーンズ・デイのシンガポール事務所開設の責任者を務め、これまでは同社のインドでの活動を指揮していた。

 ギブソン・ダンのマネジングパートナー、ケン・ドラン氏は「国際的プラットフォームの拡大はわが社の方針であり、拡大を戦略的優先事項としてきた。わが社の顧客の多くがアジア・太平洋本社を置いているシンガポールに事務所を開設するのは、ギブソン・ダンにとって当然の行動である。インドを含む南アジア、東南アジア全体の顧客をシンガポールから支援できることになる」と語っている。

 ドラン氏はさらに「ニューヨーク、ロンドン、ドバイと同様にシンガポールは世界の有力な金融センターの1つであり、世界中の顧客にサービスする能力が強化される。世界の多くの金融センターに関係する世界的な取引で顧客に協力しているので、シンガポールと最近開設したドバイ事務所、わが社のその他の事務所の間には当然ながら相乗作用がある。当初は6人のアソシエートのサポートを受けるが、経験豊かで評価の高いパートナーであるハリル、ビベリト、サントラ3氏で人数的には十分であり、地域のほかの場所で機会を追求できる理想的なプラットフォームになる」と述べた。

 シンガポール事務所担当パートナーに就任して同社のアジア・太平洋地域の業務を指揮するパサク氏は「シンガポール事務所の開設はギブソン・ダンの地理的な活動範囲をアジアの重要市場に拡大するエキサイティングなステップだ。特にハリル、ビベリト、サントラ3氏のように強力なグループと一緒なのでこの機会は大変魅力的だ。ギブソン・ダンのパートナーの多くはすでに3人の新パートナーを大変よく知っている。3人は確立された業務行為、強力な顧客基盤を持ち、地域でよく知られ、尊敬されている」と語った。

 ハリル氏は「ギブソン・ダンは顧客にサービスするためにアジアで一級のチームを構築することに専念しており、この構想の一部となることにわれわれは興奮している。ギブソン・ダンの新しい同僚たちの質の高さ、誠実さ、価値に強い印象を受けており、チームへの参加に期待している」と語った。

 ▽エマド・ハリル氏について
 ハリル氏の業務行為は合併と買収、プライベート・エクイティー、資本市場、バンキング、金融を含む広範な企業取引にわたっている。買収・譲渡、プライベート・エクイティー投資、仕組み金融・資産ベース金融、リストラ、証券、イスラム金融について定期的に企業に助言する。

 ジョーンズ・デイの世界プロジェクト業務の前共同責任者で、エネルギー、インフラ・プロジェクトの分野でアボイティス・グループ、AEP、BP、ブルネイ経済開発庁、シェブロン、コノコフィリップス、シンガポール開発銀行、エルパソ、エンデサ、エンタージー、富士銀行、広東大鵬LNG(液化天然ガス)、ガルフ・インドネシア、クエート・エネルギー社、クウェート外国石油探査社、マラソン石油、美亜電力、ペトロナス、PTエネルギ・センカン、PTトランスポルタシ・ガス・インドネシア、シンガポール石油、シンガポール石油精製社、テナガ・ナショナル、ウニクレディト、ユノカル、ビトールなどアジア、中東、米国の大手企業の代理人となった。

 またM&A、資本市場投資分野で大手不動産会社、投資ファンドの代理人活動も活発である。バイテクノロジー業界でも大変活発に活動している。同氏の顧客リストにはアルタス、バイオ*1ファンド、バイオメディカル・サイエンシーズ投資ファンド、CSFB、DAキャピタル、ドイツ銀行、ファースト・グローバル・ファンズ、フランス・テレコム、日本航空、リーマン・ブラザーズ、みずほ、野村、パシフィック・インターネット、東南アジア戦略資産ファンドなどが含まれていた。またヨルダン王国の近代的証券法の策定、制定について主任アドバイザーを務めた。

 ジョーンズ・デイ入社前はアフリディ&エンゼルのニューヨーク事業の共同創立パートナーとして、同社のアブダビ、ドバイ事務所でかなりの期間働いた。その前はニューヨークのクラバス・スウェイン&ムーアで業務を行った。

 ハリル氏はニューヨーク州で弁護士資格を認められており、1990年にハーバード大学から法学博士号を受けた。アラビア語が堪能。

 ▽ジョン・ビベリト氏について
 ビベリト氏の業務行為はエネルギー、仕組み金融・プロジェクト金融、国境を越えるM&Aを中心にしたインフラ・プロジェクトに集中している。また買収・譲渡、融資、開発プロジェクト、不動産ファンドを含む不動産取引にも幅広い経験を持っている。
 過去15年にわたり同氏はバングラデシュ、中国、インド、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、韓国、タイ、ベトナムなどアジア各地でさまざまな取引について活動してきた。現在はシンガポールの米国商業会議所エネルギー委員会の副委員長である。

 ギブソン・ダン入社前はシンガポールのジョーンズ・デイ、タイのベーカー&マッケンジーで業務活動を行っていた。エンロンの上級法律顧問としてアジア・太平洋地域の責任者だったことやシンガポールのハントン&ウィリアムズで働いたことがある。
 カリフォルニア州で弁護士資格が認められており、1992年にマイアミ大学から法学の学位を受けた。タイ語が堪能。

 ▽サプタク・サントラ氏について
 サントラ氏は貸付仕組み金融、プロジェクト金融、買収金融、資産金融、リストラの分野で業務行為を行っており、インフラ、エネルギー、不動産部門に集中している。欧州、中東、アジア各地での複雑な金融取引で政府、金融機関、多国籍企業の代理人を務めた。

 同氏は中国初のLNG輸入、再ガス化プロジェクトの資金調達や天然ガス輸送の国家独占廃止に伴うインドネシア天然ガス輸送への初の民間部門参加とインフラ・プロジェクトなど、アジアで最も目立った取引のいくつかで働いた。アジアの法律ビジネス刊行物の「シンガポール・リーガル・フーズフー」で金融分野の専門家とされ、プロジェクト金融の分野でアジア・太平洋の法律家500人の中に入った。アジア会議サーキットの定期講演者であり、いくつかの貿易、産業組織の委員会のメンバーである。シンガポールのジョーンズ・デイ入社前はロンドンとシンガポールのフレッシュフィールズ・ブルックハウス・デリンガーで業務行為をしていた。

 サントラ氏はイングランド、ウェールズ最高裁の法廷弁護士資格を認められている。ベンガル語、ヒンディー語が堪能。

 ▽ギブソン・ダン&クラッチャー(Gibson, Dunn & Crutcher LLP)について
 ギブソン・ダン&クラッチャーは有力な国際法律事務所。業界調査、大手出版物で一貫して世界トップの法律事務所の1つにランクされており、ロサンゼルス、ニューヨーク、ワシントン、オレンジ・カウンティー、サンフランシスコ、パロアルト、ロンドン、パリ、ミュンヘン、ブリュッセル、ドバイ、センチュリーシティー、ダラス、デンバー、それにシンガポールの15事務所に約950人の弁護士を擁するギブソン・ダンは現在の世界市場で独自の地位にある。このプレスリリースはhttp://gibsondunn.com/News/Pages/GibsonDunnOpensSingaporeOfficeWith10Lawyers.aspx.でも入手できる。
 詳しい情報はwww.gibsondunn.comへ。

(共同通信PRワイヤー)


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