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オランダ初のエカハウRTLS、病院スタッフ用に導入

 【サラトガ(米カリフォルニア州)19日PRN=共同JBN】Wi-Fiベース・リアルタイム測位システム(RTLS)の有力プロバイダーである米エカハウ社は19日、オランダのフェンラユにあるGGZ-NML病院がオランダで初めてヘルスケア組織として精神科医療棟の従業員の安全のため、エカハウのRTLSを使用する病院となったと発表した。同病院はまた最近50以上の他のヘルスケア組織に対して、最先端のエカハウ・アプリケーションを実演、リアルタイム測位追跡システムがどのようにして危険な状況下にある従業員を迅速かつ正確に支援するかを紹介した。

 GGZ-NMLのICT(情報通信技術)担当プロジェクトマネジャーであるエリク・スティエイネン氏は「われわれのスタッフは介護している予測不可能な精神病患者のため、しばしば自分の安全が危機に陥っているかもしれない状況にあることに気付く。当病院の施設を改善している最中、われわれは最新の無線IPインフラと簡単に統合できるセーフティー・アプリケーションが必要であると分かった。われわれはリアルタイム測位追跡アプリケーションをいくつかテストしたが、正確で迅速な測位という必要条件を満たすのはエカハウだけだった」と語った。

 スタッフの安全性確保というGGZ-NMLの要求に応えて、システム・インテグレーターのゼータコム社はWi-FiベースでWi-Fiネットワークのブランド、世代に関係なしに運営できる唯一の測位追跡ソリューションであるエカハウRTLSを設置した。病院スタッフはエカハウの先進的Wi-Fiタグを身につける。このタグには危険があると感じた際に押せばよいパニックボタンが付いている。ゼータコム設計のアプリケーションを通して警報は、GGZ-NMLの保安部が使用している携帯電話に送られる。保安担当者は警報を受け取るとそのスタッフの正確な位置が分かり、リアルタイムで動きを追跡することが可能で、このため保安担当者は状況に素早く対応できる。エカハウのタグは特別に双方向の通信が可能となっておりスタッフは自分の緊急発信が受信されたことが判る。

 エカハウのタグは他のRTLSシステムと異なり、他の標準Wi-Fiネットワーク接続機器でも簡単に作動する。この結果エカハウのRTLSはGGZ-NMLが使用している音声電話、データ・メッセージング、無線ケア・アプリケーションを含む既存のWi-Fi接続に干渉することはない。

 エカハウのアンティ・コルホーネン社長兼最高経営責任者(CEO)は「すべての企業規模のWi-Fiネットワークにシームレスに統合できるソリューションを提供するエカハウの能力が、世界150の病院で当社の製品が使用されている理由である。GGZ-NMLのスタッフ・セーフティ・アプリケーションは、エカハウRTLSがヘルスケア関連だけでなく従業員が危険な状況におかれるかも知れないどのような職業にも適用できる汎用性を示している」と述べた。

 ▽エカハウ社について
 エカハウはWi-FiベースのRTLSソリューション提供の業界リーダーである。フォーチュン500企業に入っている数社を含むエカハウの顧客は、Wi-Fiベースの測位サービスと革新的なWi-Fiネットワーク計画、最適化ツールの利点を認めている。エカハウ・ソリューションは世界中の150以上の病院で使用されており、製造業者、鉱業・石油・ガス会社、政府機関、軍隊でも同様に使用されている。エカハウのパートナーには、無線企業アプリケーションを開発、販売している無線ソフトウエア・デベロッパー、大手システム・インテグレーター、国際的なOEMパートナーが含まれている。エカハウは米国に本社を置く会社で、米カリフォルニア州サラトガ、バージニア州レストン、フィンランドのヘルシンキ、中国・香港に事務所がある。エカハウについての詳しい情報は http://www.ekahau.comを参照。

(共同通信PRワイヤー)


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