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ポール・スミスがマンU選手のフォーマルウエアをデザイン

 【ロンドン17日PRN=共同JBN】英国のデザイナー、ポール・スミス氏がマンチェスター・ユナイテッド・フットボールクラブ(マンU)と提携して、今後3年間にわたり同チーム選手のフォーマルウエアとアクセサリーをデザインし、提供する。マンUがこのような提携関係を結んだのは初めて。

 ポール・スミス氏は「マンUの仕事をするのはエキサイティングだ。国際的なフアン層があるし、日本、韓国、香港、さらには東南アジア全体、欧州、米国の顧客がすべてこの提携に興味を持つのは分かっている。それに願わくばこれで試合のチケットがすぐに手に入れられるのではないか」と語った。

 サー・アレックス・ファーガソン監督は「このユニフォームは素晴らしい。マンUは豊かな遺産を持つクラブであり、明確なアイデンティティーのセンスを持つクラブでもある。サー・ポールはそれを認識しているから、ほかのすべてのクラブがうらやむようなウエアを提供してくれるだろう」と話している。

 ポール・スミス氏はマンUの選手、スタッフ、役員らにすべての国内試合、欧州カップ戦、プレシーズン・ツアー用のウエアを提供する。最初のデザイン着用は2008年6月にモスクワで行われる欧州カップ決勝戦になる。

 スミス氏は「スーツをつくるよう求められるのは大変光栄である。このスーツは2ボタンのスリムなネービーブルーの100%モヘアで、ライニングは赤のパネルとストライプのパイピングが付いた特別デザインである。チームのクレストは金糸と銀糸を使って、クラブのブレザーだという感じを与えるよう胸ポケットに縫い付けられる。われわれのデザインはストライプで知られているので、特にチームのためデザインした楽天的な色彩の斜のストライプ入りネクタイにすることに決めた。シャツは白で、先端の内側にクレストをプリントした特製ベルトを付けた。最後に、伝統的なイングランドのスーツ地にヒントを得たストライプ地のチーム用ラゲージも提供した」と述べた。

 同氏はさらに「モスクワ行きの特別のスーツをつくることも求められた。これは軽いグレーのウールとモヘアのスーツで、薄い青色のシャツを着て、ストライプのネクタイを締める。ネクタイのストライプに合わせてストライプのパイピング付き、特製の赤いパネルのライニングが付いている」と語っている。

 選手、コーチングスタッフ、役員はモスクワ往復の旅行中にグレーの欧州カップ決勝戦用スーツを着るが、ほかのスタッフは新しいネービーブルーのオフィシャルスーツを着用する。

(共同通信PRワイヤー)


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