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イツ市場への投資チャンス、SIDディスプレーウィーク

 【ベルリン19日PRN=共同JBN】ドイツはフラットパネルディスプレー(FPD)の有力な欧州市場である。2007年にはドイツ国内で約450万台の液晶ディスプレー(LCD)とプラズマテレビが販売された。ドイツの大きな消費市場に加えて同国の強力な研究開発活動と次世代企業の存在は、バリューチェーンのあらゆるポイントから投資家をドイツに引き付けている。企業は5月18-23日に米カリフォルニア州ロサンゼルスで開催されるFPDなどに関する国際シンポジウム・セミナー・展示会である「SID(国際情報ディスプレー学会)ディスプレーウィーク」でドイツ国内の有望な投資チャンスについて知ることができる。

 ドイツのFPDテレビの市場規模は過去5年間で年率平均167%拡大した。同国の原材料、部品、装置サプライヤーの密度の高いネットワークは、新規参入企業がビジネスパートナーや消費者に接近することを可能にする。また、ドイツの優れたインフラは同国全土での製品の迅速な流通と企業が世界のどの場所に対してもドイツを流通拠点として活用することを可能にする。

 ドイツ市場はFPD投資家も引き付けているが、これは拡大を続ける市場が次世代研究を進めているマーケットリーダーと交流できるプラットフォームであることによる。例えば、ドイツはプリンテッド・エレクトロニクスと有機半導体のイノベーションにおいては、画期的な工業開発センターになっている。

 2007年に英企業のプラスチック・ロジックは、エンドユーザーがハンドヘルド機器や電子形式で書物や新聞を読むことができるフレキシブルディスプレーを量産する場所としてドイツ南部の都市ドレスデンを選択した。

 この投資は、スコットランドの企業マイクロ・エミッシブ・ディスプレーズ(MED)が商標を取得しているポリマー有機発光ダイオード(P-OLED)使用のアイスクリーン(目を保護する)製品を作るためにドレスデンに生産拠点を設置すると発表した直後に行われた。

 フランホーファー光学精密システム研究所(IPMS)などの世界的に有名な研究機関の存在、迅速な承認手続き、ビジネスパートナーの身近な存在などが両社がドレスデンとドイツを選んだ大きな理由だった。

 これらの投資はサプライチェーンのすべてのポイントで企業がドイツで成功できることを示している。さらに、時には投資コストの50%まで対象になる政府の投資奨励策が利用できるためドイツは一段と有望な投資先になっている。

 インヴェスト・イン・ジャーマニーはドイツ連邦政府の国内投資促進機関である。立地選定から投資決定の実行まで包括的なサポートを投資家に提供している。

(共同通信PRワイヤー)


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