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アメリカ・ドットコム競売近づく、最高値のドメインに

 【ニヨン(スイス)19日PRN=共同JBN】米国は最高のドメインネームを保持できるのか、それとも別の国の手に落ちるのか?その解答はもうすぐ判明する。恐らく記録的な売り上げとなるだろうドメインネーム競売の日が迫り、それはさまざまな記録のひとつになるだろう。

 インターネット・メディア・コンサルタント(IMC)は19日までに、最高のドメインネームである「アメリカ・ドットコム(America.com)」の競売に関わる独占的ブローカーに選ばれている。IMCは2008年5月22日午後2時(米東部標準時)から5月29日午後2時(同)まで予定されているオンラインオークションを開催するため、セド・ドットコム(Sedo.com)の1部門であるグレートドメインズ・ドットコム(GreatDomains.com)と提携している。

 IMCのパウロ・ベルカストロ・ディレクターは「われわれは既に世界のさまざまな企業、投資家から驚くべき関心が寄せられている。今回はまさに一生一度の機会であり、このようなドメインネームが2度と競売されない可能性が高い」と語った。

 いくつかの国際的な業界専門家は、このドメインネームが350万米ドルから730万米ドルの範囲になると評価している。最低競売価格は100万米ドル以上と設定されており、これまでの多数の競売価格の記録を破ると見られている。

業界アナリストは最近、この世界クラスのドメインネームを「インスタントビジネス」と定義し、アメリカ・ドットコムが世界で最高のドメインネームのトップ1%のひとつになるだろうと予想している。このドメインは無限の可能性、ビジネスモデル、今後の収入の流れに役立つ。

 1999年には、ドメインネーム「ビジネス・ドットコム(Bisiness.com)」が750万米ドルで競り落とされた。それから数年後、発展・開発されたドメインネーム「ビジネス・ドットコム」は、3億4500万米ドルでR・H・ドネリーに再売却された。「アメリカ・ドットコム」は将来的な発展に向けて極めて同様の可能性を持つ状態になるだろう。

 ドメイン売却の最近の事例は、Sex.comが1250万ドル、IRS.comが1250万ドル、Fund.comが990万ドル、Porn.comが950万ドル、Diamond.comが750万ドルなどである。また先月(4月)にはPizza.comが、グレートドメインズ・ドットコムで260万ドルで売却された。

(共同通信PRワイヤー)


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