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富士重工業、新型回転板式塵芥収集車を環境展に出品

新型フジマイティーLP81型シリーズ4トン車-180.jpg 富士重工業は6月3―6日に東京ビッグサイトで開催される環境展示会「2008NEW環境展」に、新型回転板式塵芥収集車「G-RX」フジマイティーLP81型シリーズ4トン車を出品する。LP81型シリーズの4トン車は、フジマイティーLP681、LP781、LP881、LP881L、LP981の5型式で、今年1月から全国のフジマイティー販売特約店を通じて発売を開始、4月から出荷対応を始めている。

 新型LP81型シリーズは、塵芥収集車市場でのトップメーカーである富士重工業と新明和工業が共同開発し、昨年5月から発売している2トン車タイプに続いての発売。両社の共同開発は2005年から販売を開始しているプレス式塵芥収集車「G-PX」に続くもので、今回の発売によって、次世代型塵芥収集車のフルラインアップが整う。

 「G-RX」は、これまでの商品特徴である積込力と積込効率をより高めるとともに、徹底的に低騒音化、高性能化を追求し、さらに従来の塵芥収集車にはない洗練されたデザイン形状を採用。また、自主安全基準「SAFETY21」を踏襲し、後方確認のバックアイカメラや、後方の視認性の向上のためのハイマウントストップランプを標準装備にするなど、安全性の向上を図っている。

 また近年増加傾向にある塵芥車の火災事故に対応するため、二酸化炭素を利用した荷箱内の火災拡大を抑制する装置をオプションとして設定し、火災事故の被害を軽減できる工夫を施している。

 今回の「G-RX」フジマイティーLP81型シリーズ4トン車の発売で、次世代型塵芥収集車のフルラインアップが整い、利用者の要望に応じた対応が可能になった。富士重工業は、これまでのプレス式と今回の回転板式塵芥収集車の投入により、2009年度までに年間2000台を販売する体制の構築を目指していく。


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