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インヴェスト・イン・ジャーマニー、自動車バッテリー製造に好環境

 【ベルリン12日PRN=共同JBN】自動車用バッテリーは世界の自動車業界で大きな話題のひとつである。その理由はハイブリッドにせよ全面的な電気技術を用いるにせよ低排出パワートレインの開発にエネルギーストレージが極めて重要だからである。コンサルタントのアドバンスド・オート・バッテリーズによると、世界における自動車用バッテリーの成長は過去6年間で10倍以上に増え、2010年には14億ドル規模に近づき2013年には20億ドル規模となる。ドイツではハイブリッドが特に強く2007年に登録車は44%の伸びを示した。5月14-16日に米国フロリダ州タンパで開催される「AABC2008」(アドバンスド・オート・バッテリーズ・アンド・ウルトラキャパシテーター・カンファレンス)でドイツにおけるビジネスチャンスが紹介される。

 大手ドイツ自動車メーカーは新しいバッテリー駆動のドライブトレインを開発しようとしているがそのためにはエネルギーを蓄えるのに信頼性があり長時間持続する手段が不可欠である。ドイツのOEMメーカーは2010年までに9つの初期ハイブリッド・モデルを発表する予定である。メーカーにはダイムラー、BMW、ポルシェ、アウディ、フォルクスワーゲン、オペルが含まれる。

 ダイムラーはリチウムイオンバッテリー技術で25の特許を持っており、2009年までにメルセデスSクラスモデルにそうしたバッテリーを搭載する計画である。サプライヤーのコンチネンタルがダイムラーのシステムインテグレーターとバッテリー・サプライヤーを務める。

 その他BASF、ボッシュ、エボニク、フォルクスワーゲンのような業界大手は「リチウムイオンバッテリーLIB2015」革新アライアンスの下に結集している。彼らは3億6000万ユーロをリチウムイオンバッテリー開発研究のため投資している。ドイツ連邦教育研究省(BMBF)は連邦政府の「ハイテク戦略」の一部としてこの試みに6000万ユーロを寄付している。連邦政府は今後10年にわたって自動車用エレクトロニクス、リチウムイオンバッテリー、軽量設計、その他の自動車用アプリケーションの研究に11億ユーロを提供する予定。

 ドイツ自動車工業界(VDA)は最近、すべての参加業界支部、研究機関、BMBFとともに代替ストレージシステムの将来研究のための業界標準と共通基盤を開発するイニシアチブを開始した。外国の投資家はドイツに自分の施設を所有したりドイツOEMやサプライヤーと提携したりして研究資金を申請するチャンスがある。

 インヴェスト・イン・ジャーマニーはドイツ連邦政府の国内投資促進機関である。立地選定から投資決定の実行まで包括的なサポートを投資家に提供している。インヴェスト・イン・ジャーマニーはAABC2008期間中スタンド44で見つけられる。

 インヴェスト・イン・ジャーマニー本部
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(共同通信PRワイヤー)


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