TDKがシリアルATA対応産業用SSD GBDisk RS1を商品化
TDKは7日、最大16ギガバイドまでの記憶容量を持つシリアルATA(SATA)対応産業用シリコンディスクGBDisk RS1を開発し、2008年6月から生産を開始することを発表した。生産拠点は日本。生産能力は月産1万個を見込んでいる。
TDKは、パラレルATA対応産業用シリコンディスクGBDisk RAシリーズを量産しているが、今回SATA対応シリコンディスクGBDisk RS1シリーズを市場に投入することで、産業用途、組み込み用途などにおけるシリコンディスク導入を加速させる。
この製品は高速書き込み、高頻度書き込みに最適な二値(SLC:Single Level Cell)のNAND型フラッシュメモリを搭載。加えてデータ信頼性を左右するNAND型フラッシュメモリ制御ICに、自社開発SATAコントローラGBDriver RS1を採用している。 NANDストレージを産業用途、組み込み用途で使用する場合に要求される、電源遮断耐性やエラー訂正、書き込み分散化および不良ブロック管理等の高度信頼性を、全て実現しており、充実のFAEサポートとあわせ、業界最高レベルの高信頼性SATA ディスク。
サイズは、2.5インチHDDと同等、記憶容量は16ギガバイトまでをラインアップし、特に、高速起動、高耐震動性、低消費電力への要求が高く、HDDの採用が難しいアプリケーションが多い産業機器分野での採用を見込んでいる。
また、WHQL(Windows Hardware Quality Labs)認証取得済みであり、例えば、ドライバ更新等Windows Updateによって行うことが可能。
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- [電子・半導体]TDKがシリアルATA対応産業用SSD GBDisk RS1を商品化 2008/05/07 水曜日