ＧＡＲＰのＦＲＭ認定試験、受験希望者が急増
【ニューヨーク、ロンドン、北京２日ＰＲＮ＝共同ＪＢＮ】世界リスク管理専門家協会（ＧＡＲＰ：グローバル・アソシエーション・オブ・リスク・プロフェッショナルズ）は２日、２００８年金融リスク管理者（ＦＲＭ：登録商標）試験の初期登録が急増し、世界のリスク管理専門家が認める認証制度「ＦＲＭプログラム」の２００７年初期登録者総数を４２％上回り、記録的な増加となったと発表した。
初期登録期間は２００８年４月３０日午後１１時５９分（米東部夏時間）に終了し、ＧＡＲＰは２００８年１１月１５日に行われる２００８年ＦＲＭ試験の初期登録者数は９０２０人だったことを明らかにした。この数字は前年の総登録者数の８９％に相当する。
ＧＡＲＰのリチャード・アポストリク理事長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）は「世界の金融市場は最近の信用危機の影響に対応しようとしており、効果的で強力なリスク管理の必要性は重要で高度の金融リスク専門家の需要は非常に増大している。ＦＲＭ試験登録者の急増は、実践を重視し世界で認められた業界基準に基づき、この専門的仕事で開業を望む人々が達成しなければならない基準として企業と金融リスク専門家が等しく認めるＦＲＭプログラムの力強い成長を明確に示している」と語った。
ＦＲＭプログラムはインド、中国、スペインを中心として全世界で目覚しい拡大を続け、受験志願者はＦＲＭ認定の価値を認識している。現実に、世界各地でＦＲＭ試験の実施場所を増やす要請が増え続けえている。
ＦＲＭプログラムの全般的拡大は１９９７年の開始以来、総登録者数と世界的な支持の両面で飛躍的なものだった。ＦＲＭプログラムは過去６年間で２３％の年間複合成長率を実現し、６年間では他のいかなる金融認証プログラムよりも高い成長率だった。フォーチュン誌世界５００社の２６％を含め、世界１３５カ国の総数２４８３社では２００７年に１万１３５人のＦＲＭ志願者がいた。
標準登録期間は２００８年８月３１日に、後期登録期間は同１０月１５日にそれぞれ終了するため、志願者は今年１０月１５日まで登録が可能である。試験は６大陸の７０余りの試験会場で２００８年１１月１５日に実施される予定である。ＦＲＭプログラムと受験登録に関する詳しい情報はウェブサイト（www.garp.com/frmexam）まで。
▽ＧＡＲＰについて
ＧＡＲＰは世界１６７カ国以上の銀行、投資管理企業、政府機関、学術機関、企業を代表する７万７０００人余りのリスク管理者、研究者による非営利独立系の協会である。ＧＡＲＰはまた世界の金融リスク専門家が認める認証制度「ＦＲＭプログラム」を運営している。ＧＡＲＰの使命はリスク管理者のための有力な専門家協会として存在し、世界的な教育、訓練、ベストプラクティスの推進を通じてリスク専門職を前進させることに専念するメンバーが管理するメンバーのための協会になることである。
ウェブサイト：www.garp.org
連絡先：Greg Winsper
Global Association of Risk Professionals
111 Town Square Place
Suite 1215
Jersey City, NJ 07310
Phone 201.719.7240
Fax 201.222.5022
E-mail: Greg.winsper@garp.com
（共同通信ＰＲワイヤー）
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