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米の若者にホロコースト教育、ミリ・ベン・アリが運動開始

 【ニューヨーク1日PRN=共同JBN】ホロコースト(ユダヤ人に対する大虐殺)の生き残り第3世代で、ヒップホップバイオリニストとも呼ばれるグラミー賞受賞アーティストのミリ・ベン・アリは、ホロコーストに対する若い米国人の認識や教育を推進する自らの非営利組織(NPO)「ゲデンク」(イディッシュ語で「忘れない」の意)のために新たなキャンペーンを開始する。

 キャンペーンは、ヨム・ハショア(ホロコースト記念日)の5月2日午後1時(米東部夏時間)、タイムズ・スクエアのパラマウント・ピクチャーズ映写室とバイアコムのタイムスクエアビルボードなど3つのパブリック・サービス・アナウンスメントで始まる。PSAは普通の人びとがどのようにヘイトクライムの犠牲者になるかを描くものである。このキャンペーンには、ホロコーストについて学ぶことが若者にとってなぜ重要かという問題を熟考する有名人や有力政治家の発言の引用が含まれる。

 ベン・アリは「ホロコーストについての若者たちの教育を広げる緊急の必要があることを知ったので、ゲデンクを創設した。ホロコーストの生き残りの第3世代として、米国の子どもたちの50%はホロコーストが何であるのか知らずにハイスクールを卒業することを示す研究に驚いた」と語っている。

 有名人や有力者の発言引用には次のようなものが含まれている。

 「子どもたちにとって歴史を知ることは大変重要だ。過去についての理解は未来の建設を助けることができる」-ワイクリフ

 「歴史について教えなければ、それを繰り返すことになる。いかなる反ユダヤ主義もこの世界では悪の印なのだ」-ジョン・ボイト

 「ドイツに何年か住んだことがあり、ミュンヘン近郊の強制収容所を訪ねることができた。それは人間性の邪悪で、暗く、否定的な側面の支配を許したときに何が起こるかを示している」-ドナ・サマー

 「われわれは憎悪、大虐殺に対して戦い、ホロコーストのような弁解の余地のない悲劇の歴史を認める責任を持っている」-ジョン・レジェンド

 引用リストの全文はIsabel Quinteros(iquinteros@rubensteinpr.com)に問い合わせを。

 ▽ミリ・ベン・アリについて
 グラミー賞を授賞したバイオリニストのミリ・ベン・アリはイスラエル出身で、クラシックなスタイルをジャズ、R&B、ヒップホップと革命的に融合させてユニークなサウンドをつくり出した。彼女はアポロ・レジェンドであり、音楽的なパイオニアとして認められている。

 ミリ・ベン・アリについての詳しい情報はwww.miribenari.comへ。マネジメントの問い合わせはJosue Sejour, jsejour@gmail.comへ。

(共同通信PRワイヤー)


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