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セレクトリコン社、新社長兼CEOにヨナス・オールソン氏

 【イェーテボリ(スウェーデン)29日PRN=共同JBN】医薬品発見用のスクリーニング・ソリューション有力プロバイダーであるセレクトリコン(Cellectricon)は29日、同社取締役会が最高経営責任者(CEO)にヨナス・オールソン氏を任命したと発表した。オールソン氏は関連業務の立派な実績を携えて急速な拡大局面を迎える同社に入社する。セレクトリコンは2008-2009年に臨床前医薬品開発に大変革をもたらす2つの大型スクリーニングシステムを発売する。

 メンティス社でCEOを務めたヨナス・オールソン氏はバイオテクノロジー産業で幅広い経験があり、PEアプライド・バイオシステムズやコバレント社、アストラゼネカの各社で重役の地位にあった。重要なのは、セレクトリコン社がこれから迎えるのと同様の急拡大局面を通じてオールソン氏がかつてメンティス社を指揮したことである。
 セレクトリコン前CEOのマティアス・カールソン博士は最高技術責任者(CTO)に任命された。カールソン博士は新しい任務でセレクトリコンの新スクリーニングシステム導入管理に専念する。

 セレクトリコンのアクセル・ブロムス会長は「取締役会はこれらの任命がセレクトリコンの持続的発展を確実にし、会社がグローバルビジネスを急拡大しているこの時期に会社の力を強化すると確信している。ヨナス・オールソン氏のセレクトリコンへの入社を大歓迎する」と語った。

 ヨナス・オールソン氏は「セレクトリコンは顧客の厚い信頼と製薬・バイオ業界向けに画期的な製品を提供することで得た高い声価を有する素晴らしい会社だ。同社は製薬業界との密接な協力により開発した2つのシステムを近く発売するので、持続的で急速な発展と拡大のチャンスに胸を躍らせている」と語った。

 ▽セレクトリコン(Cellectricon AB)について
 同社は製薬・バイオ業界向けの画期的な製品提供で成功しているスウェーデンのバイオ企業である。同社製品は医薬品発見プロセスの重要なボトルネックに対応し、製薬会社上位10社のうちの9社を含めトップレファレンス顧客に採用されている。同社の売上高は2007年に約50%増大した。2008年4月、セレクトリコンは世界最大手の製薬会社1社と密接に協力して開発した大型スクリーニングシステムの最初の装置「セルアクセス(Cellaxess、登録商標)HT」を発売した。セルアクセスHTは、形質転換が困難な広範囲の細胞への遺伝物資の大規模送達を可能にする唯一の市販システムで、高スループットRNAiスクリーニング用にカスタマイズされる。同社のこれからの製品は2010年までに14億米ドルになると推定される市場に対応する。

(共同通信PRワイヤー)


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