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米シーモン社がハイブリッド・パッチコードを発表

 【ウオータータウン(米コネティカット州)29日PRN=共同JBN】グローバルなネットワーク・インフラストラクチャーの専門業者であるシーモン社 (Siemon)は、ツイストペア・ネットワークケーブルでビデオ信号を送信するための高密度で効果的なソリューションを提供するハイブリッド・パッチコードを発表する。これらの新しいシーモン・コードは1ペアのTERAプラグと内蔵のFタイプもしくはPALのバランを組み合わせてカテゴリー7A・TERAネットワーク・インフラストラクチャーを通じCATV受信器、CCTVカメラ、DVDプレーヤー、テレビのようなビデオ機器を直接サポートできるようにする。これらのケーブルは1000MHzまで使用可能でCATVシステムの周波数限界である862MHzをはるかにしのいでいる。

 TERA独自のケーブル共有能力を通じ1ペアのコードのうち4つは単一のTERAアウトレットとケーブルにインターフェースすることが出来る。TIAとISOに認証されているケーブル共有は、ビデオ送信をサポートするのに必要なチャンネルの全体数を減少させ、パーマネントなリンクケーブル密度を増加させることなしに効果的に接続密度を4倍にする。さらにデータとビデオの双方に同様の高性能ケーブル設備を使用することによって同軸ケーブルの追加やビデオ専用チャンネルが不要となる。

 通常のビデオ機器に接続するのに別のコンバーターやアダプターは必要ない。内蔵バランは75オーム・インピーダンスの同軸ケーブル用非平衡ビデオ信号を平衡型ツイストケーブルで送信するのに必要な100オーム・インピーダンス平衡信号に変換する。内蔵FタイプもしくはPALのコネクターは世界標準のビデオ機器インターフェースと互換性を持っている。

 シーモン社のTERAケーブリング・ソリューションはハイブリッドTERAビデオコードを使用してケーブルチャンネルを減らす能力を持ち、CCTVセキュリティー・システム、ビデオ電話会議、CATV放送などの広範なビデオ・アプリケーションに理想的であり、またケーブル共有はビデオだけに限らない。1、2、4ペアのハイブリッドTERAとRJパッチコード・オプションの様々な組み合わせによってマルチボイスとデータ・アプリケーションもまた単一のTERAアウトレットとケーブルによって同時にサポートされる:4台のアナログ電話、2台のボイスオーバーIP電話、2つの10/100イーサネット接続もしくはこれらの組み合わせ。またこれによって通常のケーブル設置に比べてラックのスペースと土地の節約も提供される。4ペアすべてを使用するとTERAカテゴリー7Aケーブリング・システムは10Gb/s以上の性能を提供する。

 シーモン社の新しいTERAビデオパッチコードその他のシーモン社の革新については http://www.siemon.com/balun を参照。

(共同通信PRワイヤー)


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