東京ガスと日立アプライアンスが省エネ吸収冷凍機共同開発
東京ガスと日立アプライアンスは２４日、高効率排熱投入型蒸気だき吸収冷凍機「超省エネルギー型蒸気だきジェネリンク」を共同開発し、今月末から発売することを発表した。同製品は世界で初めて排熱温水回収機能を付加した高効率の蒸気だき吸収冷凍機で、年間蒸気消費熱量を約４５％削減できる。
今回開発した「高効率排熱投入型蒸気だき吸収冷凍機」は蒸気と排熱温水の両方を利用することができるため、従来システムと比較して定格運転時で蒸気消費率を１５％削減。部分負荷運転時には排熱温水を優先して利用する制御を行い、冷房負荷率３８％以下の場合は排熱温水のみで冷房し蒸気を使わない運転（排温水単独運転）を行い、年間蒸気消費熱量を８１００ＧＪから４４００ＧＪと、約４５％となる３７００ＧＪの省エネルギー化を実現。ＣＯ２排出量とコスト削減が期待できる。
日立アプライアンスは４２２―３５１６キロワットまでの１０機種を揃え、今月末から発売を始める。
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- ［製造全般］東京ガスと日立アプライアンスが省エネ吸収冷凍機共同開発 2008/04/24 木曜日
