日立、産業機器の省エネ化・生産性向上を実現する新方式リニアモーターの試作機を開発
日立製作所は、新方式の磁極対向型リニアモーターを開発し、モーターの加減速時に消費電力を65%削減するとともに、従来比4.3倍となる加速度1,670m/s2(170G、G:重力加速度)を達成した。
これは、モーターの駆動部分となる可動部の永久磁石を電磁石で挟み込む磁気回路構造を採用し、従来比1/3となる可動部質量の大幅な軽量化と磁力の有効利用により実現したもの。この技術を工作機械や半導体製造装置に適用し、消費電力の削減と生産性の向上を図る。
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- [機械・部品]日立、産業機器の省エネ化・生産性向上を実現する新方式リニアモーターの試作機を開発 2015/03/25 水曜日