日産自07年度のCVT搭載車、世界販売台数100万台突破
日産自動車は22日、CVT(無段変速機)搭載車の世界販売台数が2007年4月―08年3月末までで108万8000台に達したことを発表した。同社の乗用車総販売台数のうちCVT搭載車が占める割合は04年の7%から28.6%に拡大。メキシコを含む北米では47.4%、日本では43.8%となった。
CVTは、優れた伝達効率と無段階の変速によってアクセル操作にリニアに反応する加速感を両立する変速機。日産は1992年に初めて「マーチ」に採用し、02年には技術的に困難とされていた大トルクエンジンへの適合に成功。世界で初めて3.5リッターの大排気量エンジン用CVTを実用化させた。
日産は05年に、04年度まで25万台だったCVT搭載車の世界販売販売台数を07年度までに100万台まで拡大することを発表していた。
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- [四輪・二輪]日産自07年度のCVT搭載車、世界販売台数100万台突破 2008/04/22 火曜日