菅野阪大准教授がインドでロボドック基調報告へ
【サクラメント(米カリフォルニア州)21日PRN=共同JBN】キュレクソ・テクノロジーの1企業で、キュレクソ社(Curexo, Inc.)の新設部門であるロボドック(ROBODOC)は21日、大阪大学大学院医系研究科器官制御外科学(整形外科)の菅野伸彦准教授が4月26、27日にインド・チェンナイのタージ・コロマンデルで開かれるインド股関節膝関節外科学会(ISHKS)で基調報告を行うと発表した。菅野博士は関節置換手術用ロボドック・システムについての臨床研究と日常的な利用での長年の経験を報告し、この技術の効果と安全性に関する自らの多くの論文について触れる。
ロボドックの社長兼CEOのラメシュ・トリベディ博士は「ISHKSがロボドック・システムの利用経験について報告するよう菅野博士を招いたことを喜んでおり、このことで博士を後援できるのはうれしい。今回の報告によって、関節置換手術用の画像指示ロボティクス技術をインドの整形外科共同体に紹介し、その利点を提示するユニークな機会が生まれる。それに加えて、わが社の展示場で外科医たちと会ってこの技術についてさらに話し合えると期待している」と語った。
菅野博士は「ISHKSで基調報告するのは光栄であり、ロボドック技術についての私の臨床知見は、整形外科の難問のいくつかを克服するための新たなプラットフォームをインドの外科医に提供できると信じている。またこの会議中いつでも整形外科におけるロボティクス技術についてISHKS出席者からのどのような質問にも答える用意がある」と述べた。
▽ロボドックについて
キュレクソ・テクノロジーの1企業であるロボドック(ROBODOC=登録商標)は画像指示の整形外科手術ロボット・システムを開発、製造、販売している。このシステムには、3D手術前計画用の独自のソフトウエアを備えたコンピューター・ワークステーションのオーソドック(ORTHODOC=登録商標)と股関節、膝関節置換手術の正確な体腔、体表準備に使われるコンピューター制御の手術ロボットであるロボドック・サージカル・アシスタント-2つの部分が含まれている。以前はインテグレーテッド・サージカル・システムズ(ISS)が販売していたロボドック・システムは、初めての人間の全人工股関節置換術(THA)として医学界の歴史を作った。それ以来、世界で約2万回の外科手術に使われている。
ロボドックとオーソドックはキュレクソ・テクノロジー社の登録商標。
問い合わせは以下へ。
Dr. R.C.Trivedi
President & CEO
ROBODOC(R)
A Curexo Technology Company
916 285 9943 x 527
or Ms. Sheila Shah
Marketing Communications
ROBODOC(R)
A Curexo Technology Company
916 285 9943 X 510
(共同通信PRワイヤー)
前後の記事
記事バックナンバー
- [国際情報]菅野阪大准教授がインドでロボドック基調報告へ 2008/04/22 火曜日