ＩＰオーストラリアがヌフテク社特許再確認
【ロゾー(ドミニカ）１８日ＰＲＮ＝共同ＪＢＮ】オリジナルなナノ微粒子酸化セリウム燃料添加触媒技術の所有者であるヌフテク社は１８日、オーストラリア政府の特許、商標、デザインなど知的財産法の運用に関わる機関であるＩＰオーストラリアが、英国に本社のあるナノ材料企業グループ、オクソニカ社（Ｏｘｏｎｉｃａ ＰＬＣ）から請求された再審査の結果、ヌフテクのオーストラリアにおける特許２００１２６７７００の有効性を確認したと発表した。
ＩＰオーストラリアはことし２月２９日、ヌフテクのオーストラリアにおける特許に関して再審査報告を発表した。この特許は１０項目の申請について２００６年に許可された。ＩＰオーストラリアはこの１０項目に関して特許を確認した。
ヌフテクのローネン・ハザリカ氏は「われわれはＩＰオーストラリアがヌフテクの特許有効性に関する再審査を迅速に行ってくれたことを大変喜んでいる。当社の特許に関してオクソニカによる技術の主張を含めかなりの数の先行技術があるとの主張がなされる中で、ＩＰオーストラリアは技術を正当に考慮し、数年前に提出された特許申請に含まれているオリジナルな主張の有効性を確認した」と語り、さらに次のように述べた。
「ＩＰオーストラリアによる措置はヌフテクの燃料添加触媒技術特許ポートフォーリオで主張されている発明の力と価値に対するわれわれの確信を再確認するものである。競争社がＩＰオーストラリアに対し当社特許における特定項目について再審査し無効にするよう訴えるからには明らかに技術的、商業的に大きな価値があるに違いない」。
「当社には強力な法務・知的財産チームがあり、２００７年１月のオクソニカとの係争開始以来、同社に対するライセンス供与の停止を成功させ、ヌフテクがオクソニカに対して競争できないとする非競争条項が現在は適用できないと主張することに成功し、今回は直近のアクションに関してうまく対処した。ヌフテクの法律的主張を固く確信しているこのように強力な法務チームがあるため、われわれは２００８年６月の英高等法院における裁判を心待ちにしている」。
▽ヌフテク(Ｎｅｕｆｔｅｃ Ｌｉｍｉｔｅｄ）社について
ヌフテク社は燃料添加触媒技術分野における特許を所有する研究開発企業である。この特許は、ヌフテクが認可してオクソニカに与えた製造ライセンスに基づきオーストラリアのアドバンスド・ナノテクノロジー（ＡＮＯ）が製造したエンビロックス（Ｅｎｖｉｒｏｘ、商標２００１-２００７年）の当初バージョンの製造に使用された。
詳細は電子メールｌｅｇａｌ@ｎｅｕｆｔｅｃ.ｃｏｍで。
(共同通信ＰＲワイヤー)
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- ［国際情報］ＩＰオーストラリアがヌフテク社特許再確認 2008/04/22 火曜日
